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美術史の本だったのか。源氏絵の各場面の書き方に結構定型があり、どういうものかということがわかりました。たとえば花散里の巻でも、花散里が描かれることはほぼなく、かつて通った女のところでつれなくされるという場面が描かれるのが定番らしい。物語からどのような場面を描くかはいろいろありそうだけど、名場面はやはりみんな同じところを選ぶものなのか。


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