「買いたい!」のスイッチを押す方法
小阪裕司
角川oneテーマ21
ISBN978-4-04-710215-6

「買いたい!」のスイッチを押す方法 消費者の心と行動を読み解く (角川oneテーマ21)/小阪 裕司

¥740
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<目次>
第一章 脳は不況を知らない
第二章 脳はこうして買い物をする
第三章 モノを買わない脳、「私」を買う脳
第四章 購買行動を創り出すマーケティング
第五章 顧客の感性を育成する
第六章 脳の二つの回路を磨く

本書は、マーケティングの小手先のテクニックの本ではありません。

人がどのようにして購買行動をするのか、の理論を解説した本です。


売りたい人は、とにかく売れるための具体的方法を知りたいを思うのでしょうが、理論は必要です。

他人が売れた方法をマネしても、その裏で何を考えていたかを理解していないと失敗するでしょう。

そのために、購買行動の理論を知っておくことは必須だと思います。


本書では、モノを買わない消費者は不況が最大の原因とは言っていません。

買うという行動の最初は、「買いたい」と思うか思わないか、と説明しています。

その後に、「買える」かどうか、の判断が入るとしています。


確かに、「買いたい」と思わなければ、いくらお金があっても買いません。

不況は、「買いたい」けれどお金を使いたくない、という心理に強く働きかけるでしょう。

ならば、「買いたい」という気持ちを強く起こさせることが必要になります。

どんなにお金を払っても買いたくなるような意識付けを行うことです。

「買いたい」という気持ちを起こしたうえで、買ってもらうまでの行動をスムーズに行えるように導線を作ることが大切です。


本書を読むと、売るための行動デザインをするための理論を納得できるようになると思います。

目の肥えた消費者に買ってもらうには、買いたくなる動機付けと買うまでのステップをスムーズに通れるようなデザインが大切だとよく分かりました。