そうそう、これが欲しかった
小阪裕司
東洋経済新報社
ISBN978-4-492-55588-0

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング/小阪 裕司

¥1,680
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<目次>
第1章 ビジネスを危機に陥れる三つの忘れられた課題
第2章 価値を生む三つのパターンと実践フレームワーク
第3章 感性消費行動のデザインが売上を創る
第4章 高収益の基盤を築く関係性のマネジメント
第5章 感性ナレッジのマネジメントが企業を強くする
第6章 いかに社内を巻き込んでいくか

タイトルの「そうそう、これが欲しかった」と思った瞬間は誰にでもあるのではないでしょうか?

そう思った時、そのまま購買行動につながったことが多いと思います。

さらに、類似商品と値段を比較するまでもなく、値切ることもなく、喜んで買ったのではないでしょうか。


現代のデフレ時代は、消費者の財布のヒモを固くしてしまう風潮にあります。

生活に必要なものは、できるだけ安いものを買う。

ちょっと遠くの店でも、安くていいものなら買いにいく。

こんな買い物が多くあるはずです。


その一方で、自分が納得する価値のあるものなら、高価でも買う。

そんな消費行動もあるはずです。


本書では、製品の本来の価値を消費者に上手に伝え、安売りせずに多く売るための考え方を説いています。


売れないのは価格が原因ではなく、その製品の持つ価値をうまく伝えていないからだと言います。

しかも、売る側の論理ではなく、買い手側のメリットを訴求することが大切です。

さらに、買ったあとに得られるメリットを具体的に提示することも必要です。

買ったらどう良くなるか?がわかると、購買につながりやすくなるためです。


また、お客様が店に入り、実際に買うまでの行動を細かく分け、それぞれの行動を阻害する要因を取り除くことの重要さも説明しています。

買い手の意識として、買うのが面倒な場合、多くは購買をあきらめてしまいます。

面倒でも買ってくれるものは、買い手がどうしても欲しくてたまらない、特別な品だけです。


売るためには、買い手の行動を分析し、対策することが不可欠なのです。

本書では、こういった消費行動をデザインする必要性と、どうデザインするか、を詳細に説明しています。


デフレの時代に、モノを売るために必要な知識として知っておくべき知識だと思います。