
『
オフィスで映画を見るのがご法度なら、
なんで自宅でメールを見るわけ?』(ウィルスのメッセージ)
ビジネスマンとして第一線で活躍していたマユクのパソコンに、ある日奇妙なウィルスが入った。
彼の人生に干渉するようなメッセージを残しつつ、急にシャットダウンしたり、スケジュールのソフトを入れ替えたり…。
しかしマユクはウィルスの気まぐれに引っ張りまわされながら、だんだんとこのメッセージが、彼のキューブ(ワークスペースを区切った敷居の中のこと)での仕事と生活のあり方へ対するメッセージであることに気づき始めます。
そしてそれに沿って仕事と生活を続けていく中で、彼は自分が良い方向へ変化していくことを感じ始めます。
上記のメッセージはそんなメッセージの一つです。
マユクというのは、ポジション的にも高く、前線で戦うビジネスマンなので、自分に当てはめるにはおこがましい部分もあったのですが、この言葉は胸に刺さりますね。
オフィスで映画を見るのがだめなのであれば、家でメールを見るのもだめじゃないとおかしいじゃないか。
ワーカホリックな人々へ向けて、ごく当たり前のメッセージを伝え続ける素敵なウィルスの物語です。
マユクはコンピューターをハックされて、強制的に従いましたが、この本を読んだ僕たちがそれを実践できるかどうかは、今の状況を打破したいと願えるかどうかにかかっているのかもしれません。