久々に出席しましたよぉ~。

アブクちゃんを連れての参加は正直しんどいのですが・・・。


うちの幼稚園は保護者会が月に一度あります。

「えーー」って思います? イヤイヤ以外とこれが

子供達の様子が見られたり、他のお母さん方と話せる機会

なので良いんですよぉ~。


しょっぱな年末年始の背筋が凍る事件が多いですねと

いう話から幼稚園教育で大事だと感じていることなどを

園長先生からお話がありました。


最近の傾向を見ていると子育ての重要性を富に感じると

子育て=個育て

一斉保育で集団で何かすることが良いという風潮がありますが

そうではなくて、個を育てる教育が改めて大事だと思っています。

ときっぱりおっしゃっていました。


そーなんだよねぇ~。

人それぞれいろんな個性があって面白いのに

最近の人って、みんな同じであろうとするよねぇ~。


私もなんだかんだ言ってますが、やっぱりベタ子は

かなり個性的なんで「もう何でみんなと同じことできないの?」

と思うときが多いんですよ。


公園で「あの子変だから遊んじゃダメだよ。」の発言を

聞いて以来ねぇ~特に気にしてます。


子供のいうこととはいえ、この言葉が一斉保育で

みんな同じ事をするのがよしとされる教育が

言わせてるんだなと思うとね・・・・。


他にもいろんなお話があったのですが、

後発表会の素敵なお話がありましたねぇ~。


そろそろひなまつり発表会へ向けて配役なんかも

決まります。

それを踏まえての話で、「えーこんな役」とか

思わないで下さいと。


みんな一人一人が主役です。

脇役とかありませんよ。



と先生がおっしゃったのですよ。


親からすると主役とか台詞の長い役とかあると

そっちがすごいなと思ったりするわけで

主役やったら鼻が高いだろうと思うんです。

ベタ子にはありえない・・・・・・・・けど


年長組みさんは毎年同じ演目をやるのですが

その中で、先生が見てほしいのは実は

集団でやっている所でびっしとそろうのがいいんです。

そこを見てほしいとおっしゃる訳です。

5歳児のすばらしい所だからそこが出きると

劇全体がびっしっと決まるんだそうですよ。


でね・・・、昔の主役の子の話をされたのだけど

私は涙が出そうになりましたよ。


その子は入園当初ボーっとしていた子だったけど

クリスマス会の主役は逃してしまい、悔しくて泣いた

んだそうな。


余談ですが、幼稚園ではクリスマス会で主役を

やった子はひなまつりでは主役は出来ないそうです。


で、ひなまつり発表会の主役は非常に大役なんですよね。

歌をたくさん歌い出ずっぱりなんです。

女の子達がみんな「いや無理だよ」というなか

入園当初、ぼーっとして、自分の思っていることが

言えない子が「私やるよ」と言いって、見事に

その大役を成し遂げのだそうです。


卒園後の話もされて、今では心配ない子になったと

お話されていました。


園長先生がいつもおっしゃるお言葉が

「他と比べないで自分のお子さんをしっかりみてやって」


本当にそれに尽きるのですが、中々自分の子を

他と比較してみてしまう。


うちの園みたいな教育がたくさん広まればいいのに・・・。

っていつも思います。


確かにモンテッソーリ教育って大人からすると

「面倒だぁ~」って思うことが多いんだろうけど・・・

でも、自分で何かを成し遂げた時の子供の目の輝き

を見たら、いい教育なんだなって思ってもらえると

思います。


達成感って生きていく上で絶対に必要なもんだと

思うから、毎日小さな出来たを導いてくださる

先生方には頭が下がりますよ。


そろそろ配役が決まるけど・・・・、ベタ子は何に

するんだろうなぁ~。私が思っているのは

「もじもじしないで、ちゃんと台詞が言えること」ですかねぇ~。