そして、その牢に幽閉された黒田官兵衛が「密室殺人の謎」を解くーー。
「歴史小説×本格ミステリー」という前代未聞の組み合わせに最初は半信半疑でしたが、読み始めた瞬間から引き込まれました。直木賞もうなずける、圧倒的な完成度の作品をご紹介します。
【あらすじ】
1578年、謀反人・荒木村重が籠城する有岡城で、次々と不可解な事件が起きます。
悩んだ村重が頼ったのは、なんと自分が牢に閉じ込めた黒田官兵衛。
鉄格子越しに事件の謎を解く官兵衛。しかし彼の真の目的は何なのか。
歴史的事実と絡み合いながら展開する、先の読めない物語に息をのみます。
【個人エピソード】
私は歴史小説があまり得意ではなかったのですが、この本は全く問題なく読めました。
むしろ歴史の知識が深まるほど、二重三重に楽しめる構造になっていると感じます。
「荒木村重ってこんな人物だったのか」と調べながら読み進めるのも楽しくて、
気づけばWikipediaを行ったり来たりしながら読了していました(笑)。
読後は戦国時代の別の本も読みたくなってしまいます。
【まとめ・CTA】
ミステリー好きにも歴史小説好きにも楽しめる、まさに最高の融合作品です。
直木賞受賞作なので、「話題作を読みたい」という方の入門書としてもぴったりです!
