こちらも数年前から書店で平積みされていて気になっていた本。
本書は古代〜中世を中心に、残された書物・絵画・遺跡から日本の歴史を検証していくのだが、少し見方を変えると、学校で習ったのとは異なる日本が見えてくる。
例えば、
穢多・非人は本来、被差別階級ではなく、「カミ」の領域に入れる職能階級?
百姓=農民ではない?
など。
また、明記されているわけではないけれど、
・残った記録は「残りやすいもの」というバイアスがかかっている:記録されたことしか残らない・記録は改竄を受ける・古いものは失われていく
・記録を見ても、記載された当時の意味通りにこちらが受け取れるとは限らない:ことばや絵の表す意味は時代と共に変わる・受け取る側の認識のベースになる「常識」は真実を表しているとは限らない
・「裏」にヒントが隠されている:裏紙の記載・裏の論理
などというのもこの本が教えてくれることだ。
歴史の教科書とか資料集をしっかり見直したくなったけれど、捨てちゃったんだよな...
買い直そうかな...
