競馬ブック CPU泣き笑い  -2ページ目

競馬ブック CPU泣き笑い 

競馬ブックのコンピュータ予想担当者が活用法などを伝授!

 究極分析(ホットコーナー指数とゴールデン比率)の使用方法の実戦紹介として東京新聞杯を勝馬考察します。こんな使用方法もありますのスタンスで紹介します。
 今回の舞台である東京芝1600㍍の古馬戦はここ約2年間に52レースありました。非常にコンスタントにあるレース数の多いコース距離です。その52レースの上位入線馬の究極分析(ホットコーナー指数とゴールデン比率)の集計で分かったことは
 ホットコーナー指数(4角位置取り)の数値としては5.5~7.0となっています。日本の芝競馬の標準値よりはやや後ろ目での4角通過馬が上位入線しています。
 ゴールデン比率(後半3F÷前半3F)としては良馬場で0.923~0.928です。重馬場では0.924~0.950となっています。この数値は後半3Fが前半3Fに比べて非常に速く走れた馬が上位入線する傾向にある証明です。これは良、重馬場ともにそうなっています。
 本日は良馬場と思われますので良馬場を想定した考察をします。今回の究極分析からの勝馬考察ポイントはゴールデン比率の構成要素である前半3Fで少なくとも36.0以内のタイムを持っていること。そしてその条件に合致する馬の中で同じくゴールデン比率の構成要素である後半3Fタイムの優秀な順に予想印に置き換えるとします。
 まず前半3Fタイムで36.0以内を持っている出走馬は、プリモシーン、モルフォオルフェ、クルーガー、ケイデンスコール、レッドヴェイロン、キャンベルジュニア、クリノガウディー、ゴールドサーベラス、ケイアイノーテック、ドーヴァーと多数います。少なくとも36.0秒以内で前半走らないと4角を過去レースでの好走馬のホットコーナー指数値の上限値7.0を満たすことは出来ないと判断しました。
 次に上記で挙げた馬の中でゴールデン比率の構成要素である後半3Fの速い順に予想印に置き換えると
 ◎ケイアイノーテック  33.2
 ○プリモシーン      33.4
 ▲レッドヴェイロン    33.5
 △1ケイデンスコール  33.6
 △2ドーヴァー       33.8
 ☆1レイエンダ       32.8
 ☆2ロワアブソリュー   33.0
馬名右の数値がゴールデン比率の構成要素である後半3Fタイムです。☆1レイエンダ、☆2ロワアブソリューは前半3Fは36.0以内ではないですが、後半3Fで抜群の数値を持っています。よって要注意馬とします。
 このような結論になりました。これはあくまで究極分析(ホットコーナー指数とゴールデン比率)のみで考察したものです。実際には各馬のデキ等により着順が変ることが想定されます。ひとつの勝ち馬考察の手段としては使用可能と考えます。さてどうなりますか。
 それでは皆さん   GOOD LUCK(TY)