今回の舞台である中山芝1200㍍古馬戦は非常にコンスタントに多くあるコース距離です。ここ約2年で44レースありました。究極分析(ホットコーナー指数とゴールデン比率)のようなデータ分析手法のサンプリングとしてのレース数が近い過去で多いことは、一般的には精度アップが望めるとなります。そういった意味でも少し紹介します。ホットコーナー指数(4角位置取り)としての過去上位入線馬(1~3着)の数値は4.7~5.2となっています。他場所の短距離芝では、もっと4角では前めに位置した馬が上位入線していますが、ここ中山では思ったほど4角前でなくてもいいみたいです。またゴールデン比率(後半3F÷前半3F)の上位入線馬傾向は良馬場で1.000~1.006となっています。本日は良馬場と思われるので、この数値を参考にすると前半3Fと後半3Fをほとんど同じタイムで走れた馬が上位入線するとなっています。速度を持続する走り方でより速く走れれば上位入線できるとなっています。速度を持続する慣性走行が理想で、速度を上げたり、下げたりの加速、非加速走行は不利であると過去結果はなっています。このようなことが究極分析の過去結果から読みとれます。そこで今回の究極分析からの狙い馬はゴールデン比率が1.000に近く走れた馬が過去結果からは上位入線する傾向にある。そうなると必然的に走破タイムは速くなる(加速、非加速走行はエネルギーを多く使います。それに比べて慣性走行は省エネ走行です。全体として同じエネルギーを使うとすると、速く走れるのは慣性走行したときです)。このように考えるとゴールデン比率の構成要素である前半3F+後半3Fのタイムが速いものを持っている馬が上位にくるとの3段論法が成立します。
そこで今回の唯一頭の推奨馬は
モズスーパーフレアとの結論になりました。
この究極分析は競馬ブック有料Webサイトに通常新馬戦、障害戦以外の全レースを掲載しています。ご参考までに。
それでは皆さん GOOD LUCK(TY)