冬場のダートコースに凍結防止剤が撒かれることがあります。実は先週の競馬(1月21日(土)、1月22日(日))では中京競馬場のダートコースで1月18(水)に凍結防止剤が散布されました。そこでそれを検証したいと思います。まず土曜日の中京競馬場は朝の段階の含水率は7.5%でした。そして実際の競馬ですが、比較のために我社推定勝ちタイムと比較します。
レースNO、推定タイム、実タイムの順です。
1R
1.56.0
1.56.4
2R
1.26.8
1.26.6
3R
1.13.6
1.14.3
6R
1.54.5
1.55.3
8R
1.25.5
1.26.0
11R
2.00.5
2.01.0
このような結果でした。
1月22日(日)の中京ダートの含水率は6.0㌫でした。水曜日に撒いた凍結防止剤は流れていないと思います。
1R
1.56.0
1.55.7
2R
1.26.8
1.26.7
3R
1.12.4
1.12.1
6R
1.54.5
1.55.0
7R
1.25.5
1.35.3
8R
2.01.5
2.01.5
11R
1.51.3
1.53.2
このような結果でした。なんとも決めかねる結果が出ました。土曜日は推定タイムよりやや遅いタイム決着です。逆に日曜日は少し速いレースあり、土曜日同様にやや遅いものあり、またメインの東海Sは2秒近く遅い結果となりました。レースにおけるペースにより勝ちタイムは変わるものです。そちらの影響での勝ちタイムの差異だと思います。よって凍結防止剤の影響が確実にどのようにあるとは言えない結果となりました。ようは含水率が6.0㌫~7.5㌫ぐらいでは、影響が出ないと思います。タイムが遅いのは、冬場の乾燥の影響もあると思います。よって今回の検証では含水率が6.0~7.5㌫ぐらいでは凍結防止剤の影響は出ないとしておきます。なんともはっきりしない結果となりました。この検証を今後も続けたいと思います。おそらく含水率がもう少し多くなれば、必ず影響が出ると思います。以前は少し湿っている程度ではタイムがかかり、もっと水分が多くなれば、速くなるか同じ(我社推定タイムと比較して)となっていました。しかしそれも検証しないと分かりません。今週も中京でと思いましたが、中京競馬はもうありません。他の場所でまた検証したいと思います。
それでは皆さん GOOD LUCK(TY)