西が阪神から中京。東が東京から福島。そして前々週より函館が始まっています。これより夏競馬開催パターン1の開始です。パターン2は西小倉、東新潟、北札幌のパターンです。これは7月30日より始まります。夏競馬バージョン(開催の)前期パターンに突入です。
そこで昨年同時期(夏競馬第1週目)の中京、福島の傾向を紹介します。
中京芝 コース形態の特色である最後の直線に約2パーセントの上り勾配があり、芝では特に前半に比べて後半でタイムがかかる傾向があります。そうでもないレースもありますが、それは極端に前半がスローな場合です。通常は例え良馬場でも大体上がり3Fを約36秒位かかっています(距離が1600ベースで)。ようするに芝は斬れる脚は必要なく、なるべく前半の速度を落とさない走法が出来る馬が有利です。言い換えれば長くいい脚を使える馬が上位入線しています。(後半粘り強く走れる馬)最後の直線で斬れる脚は、ほとんどの場合必要ありません。
中京ダート 逃げが無条件に有利です。それと芝の傾向と同様(最後の直線に上り勾配あり)最後の直線を粘り強く走れる馬も有利です。
福島芝 逃げもしくは2番手が有利(距離が1200と1800がほとんど、どちらも)。斬れる脚を使える馬もきています。メンバー中で飛び抜けた斬れる脚を過去に使った馬にも注意が必要です。
福島ダート 芝同様に逃げ、2番手が有利です。但し芝と違い斬れる脚は不要です。このコースも直線粘り強く走れる馬が有利です。
☆昨年よりの傾向です。昨年と同様のコース形態としての紹介です。本年は本年の傾向があるかも分かりません。2週目は今週の1週目の傾向を分析して、有利不利を見つけたいと思います。
それでは 皆さん GOOD LUCK (TY)