競馬はある一定の条件で競うもので、現在は馬に人が乗っての競走です。中央競馬は現状サラブレッドのみの競走です。したがって歴史は3大始祖をイギリスが輸入した時期となります。まずバリアリーターフをトルコから(1689年)。1704年にダーレーアラビアンを。そして1729年にゴドフィンアラビアンを輸入して、改良を重ねサラブレッドは発展して来ています。(もちろんイギリス以外の国でもそれ以後)イギリスの第一回オークスが1779年。第一回ダービーが翌年の1780年となっています。
それに比べえ日本では中央競馬会創設が1936年(昭和11年)で現在の日本中央競馬会が1954年(昭和29年)に創立です。もちろんそれ以前にも日本でも競馬は行われていました。東京優駿(日本ダービー)は第一回が1932年(昭和7年)に目黒競馬場で創設されています。
このダービーを比較してもイギリスと日本では152年の差があります。血統的には積極的な輸入により(もちろんイギリス以外からも)現在では遜色のない、もしかすると日本の方が上かもと思われる位置まで来たと思います。日本国内の繁殖により、よりよい淘汰が行われ、ますます発展して行くと思います。
長い前おきを書いてしまいました。
やはり競馬は血統考察が勝馬考察の中心であり、その裏づけがその馬自身が過去に発したパフォーマンスだと思います。なにもかも血統で片付けるのではなく、仮にスピードが非常にある馬で、勝ったときのタイムも非常に速い馬がいた時、その馬の血統とその熟精度を分析して今回どうなのか。そのような考察の仕方がもっともオーソドックスな勝馬考察だと思います。
もちろん各自各様の勝馬考察があっていいわけですが、競馬の歴史性を考えると、やはり血統は抜けないと思います。皆様はいかがでしょう。
それでは、皆さん GOOD LUCK(TY)