これは理由にはなりません。言い訳です。日常業務が多忙を極めることここ2ヶ月。このブログ更新をしていませんでした。まことに申し訳なく思っています。さて2015年の有馬記念回顧ですが、タイム的には、2.33.0と昨年の超スローの2.35.3と比べると、まあ及第点のタイム決着となりました。但し中盤のペースには、ハロンラップで12.5、12.6、12.7、12.8と非常に遅いものがあります。ここが少し改善されれば、もっと速いタイム決着となったと思います。この辺りが改善されれば、世界に通じる馬作りのためのレースになると思います。(私観)ともあれ通常の日本競馬であったと言えます。さて1,2着した馬ですが、昨年度(2014年)の芝国内レースでの正しくベスト1レースであった菊花賞の3,2着馬が、1,2着となりました。昨年の菊花賞の質を考えると当然の結果です。(1着馬トウホウジャッカルは出ていません)出走GⅠホルダーの個々に不安があり、確実なものが、過去に示したパフォーマンスから導き出せるレースとなりました。勝ったゴールドアクター、2着したサウンズオブアース伴に、必勝パターンの道中は前目(3,4,5番手)に位置していました。実は3角まではこの2頭はまったく同じ位置にいました。4角の位置どりで勝ったゴールドアクターが3番手。2着したサウンズオブアースが6番手とこの位置どりの差が、クビ差となって現れました。サウンズオブアースに騎乗していたMデムーロJは4角で少し狭くなったとのことで、そこで少し順位を落としました。その差がクビです。まことにおしいレースであったと思います。近い将来GⅠを勝てる馬だと思います。(サウンズオブアース)そして3着が逃げたキタサンブラックです。菊花賞の時のようにリアファルが逃げる(道中どこかで故障かな)と思われていましたが、このキタサンブラックが逃げました。直線もよく粘り、2着と4分の3差の3着となりました。本年の菊花賞馬ですので、単純には、昨年の菊花賞の方が本年と比べて質が高かったの証明となったような着順での入線となりました。折り合いを付けての逃げで長距離も克服しています。但し平均的に速いペースでのレースでは、やはり血統的な弱点が出ると思います。それを消す巧なレースが出来るレース巧者です。来年もペース次第では、長距離でも要注意馬です。それと4着になったマリアライトは非常にきついレースであったと思います。それで4着です。これも来年楽しみです。それと本年最もお疲れさんと言いたいのが、ラブリーデイです。春からGⅠ戦で勝ち負けを続け、まさに本年度古馬GⅠの最優秀馬だと思います。この馬は適性距離が2350㍍だと思います。2500㍍は長すぎます。それでももくもくと健気に、我慢強く走ります。まことにアタマが下がる馬です。ありがとうラブリーデイ。この1年お疲れさん。それとゴールドシップ。自分の勝ちパターンのレースして見せ場は作りました。但しペースはゴールドシップのペースではありませんでした。この馬もお疲れさんと言ってあげたい。さて皆さんどうでしたか、この有馬、この1年。また来年も競馬はあります。来年もよろしくお願いします。
それでは、皆さんGOOD LUCK (TY)