天皇賞秋回顧 | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 エイシンヒカリがハナを切っての逃げが予想されましたが、予想に反して逃げたのはクラレント。そしてエイシンヒカリは道中2番手をずっとキープの競馬となりました。レースラップで最初の1ハロンが12.8秒の非常に遅いスタートとなりました。9レースに同距離(2000芝)の1000万下のレース(精進湖特別)がありました。その最初1ハロンが13.0秒でした。その後もペースが上がらず、1,2,3、番手した馬が4番手以降を大きく離した道中となり、まんまと1,2,3番手した馬で決まりました。このレースと同じになるのではの懸念が最初ありましたが、4番手以降も離れずついていったので、後半4Fからはペースが上がり少し違う結果となりました。勝ったラブリーデイは道中終始4番手をキープして、直線も粘り強く確り伸び1着となりました。本当に余裕を感じさせるまさに完勝のレースでした。本当に強くなりました。もっと距離が延びてどうかですが、2500(有馬)までなら、大丈夫と思わせる本日の競馬でした。2着は道中8番手で4角は12番手のステファノスが前後半3F(前37.3-後33.4)で走り2着しました。上がり3Fはメンバー中最速タイ(後2頭が同タイム)を出してのものです。4角の位置どりが12番手ではやはり1着とはなりえません。逆にいえばそれが2着に好走した要因でもあります。究極の2着馬の走法をしたことになります。勝ちに行った競馬(4角4,5,6、番手ぐらい)では、2着はとれていないのではないでしょうか。戸崎騎手のまことに好騎乗であったと思います。もちろん走るまでは全馬1着狙いだと思います。しかし道中の位置どり、手ごたえ、その他により、より上位にこれる走法を心がけ、それを実践することは、非常に大事なことだと思います。(1着が難しいとなれば、2着。1,2着が難しいとなれば3着。)3着がイスラボニータ。道中が12、13番手で4角が少し上がり10番手のレースでした。前後半3Fが(前37.8-後33.6)でのものです。やはり余裕を持って前目で競馬が出来れば、1着も狙えると思います。しかし現状の末脚温存走法では、この着順が精一杯だと思います。巧く走れていればと思うのが4着したショウナンパンドラです。道中が13、14番手で4角が12番手。4角は内外の真ん中に位置していました。それから外に持ち出しの追い上げとなりました。2,3着馬とクロスするカタチでの直線位置どり(内外)となりました。最後はその差で4着となってしまったように私の眼には映りました。勝ったラブリーデイは一枚も二枚も力が上です。しかし2~4,5着は直線でスムーズな走りが出来た度合いが着順になって現れたと思います。ラブリーデイの強さがやけに強調されるレースとなりました。究極分析(ホットコーナー指数とゴールデン比率)よりの勝馬考察を戦前このブログで紹介しましたが、あまりにも1着(ラブリーデイ)と2着以降では力の差が大きくあり、有利不利を超越した結果となりました。これも競馬です。ラブリーデイの馬体を見ていると脂肪分、水分が抜け、代わりにそれが筋肉に変ったと思わせる素晴らしい馬体と私の眼には見えました。(ライザップに行っているのかな)凄い馬になってきました。


  それでは皆さん  GOOD LUCK(TY)