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 暫くこのブログ更新(約1ヶ月)をしていませんでした。春のクラシック(G1戦線)が終了し夏競馬対策が多くあり、バタバタでした。その間に社台のセレクトセールも終わっていました。(サッカーワールドカップも)そのセレクトセールは当歳、1歳合わせて、約125億円の購買価格総額(税抜き)であったようです。最高価格が当歳2億5千万円、1歳2億6千万円(ともに税抜き)とあります。日本(いや世界かな)にはお金持ちが多いことがわかります。このセレクトセールが他のセールと比べて超特別で他のセールはこの10分の1からせいぜい5分の1程度の規模です。社台ブランドの実績がこの取引価格に現れています。ここ数年ずっとG1馬のほとんどが社台系のものが血統に入っています。その最高水準の血統馬の上場ですので、平均価格(1頭の)が当歳約3千4百万円、1歳約2千8百万円と高いものです。中にはリーズナブルと思える取引価格(それでも数百万、とても私などは手が出せません。馬主資格もありませんが)の馬もいます。その中に後のG1馬になる馬がいるかも分かりません。このセレクトセールは安い馬でも過去に走る馬が出ています。(全体が高いので、何をもって安いかですが、2000万以内と考えても)セレクトセール取引馬=社台ブランド=日本一の図式が成り立っています。本年は特に海外のバイヤーも目立ち、いよいよ日本競馬も馬主さんに海外の方が多くなるのかなと思いました。(2009年秋より、いろんな制限はありますが門戸開放となりました。)

さて話しは変わりますが、我社当日版に遅まきながら4歳馬の降級を紙面でわかる印として、収得賞金を太字で表記するようにしました。(先々週からです)すべに知っておられると思います。このブログでも以前書きましたが、新馬=2歳、古馬=3歳以上になる6月の時期(本年は6月7日出走より)に4歳馬のそれ以前の収得賞金(条件賞金)を半額して新たな収得賞金とするルール変更が行われました。これは2006年より行われいます。(初年度の2006年は4歳以上の馬、2007年以降は本年と同じ4歳馬のみ半額)もちろんルールはJRAで決められたものです。当該条件を勝ち上がれば必ず条件が上がる仕組みにする為に、他の変更と合わせて実施されました。以前は番組条件で3歳500万下、4歳以上1000万下なる表示がありましたが、これを年齢関係なしに、500万下であれば、どの馬でも収得賞金が500万下で見れるようになりました。それと必ず勝てば条件が上がる仕組みと相まってより分かりやすくなりました。その為に古馬の出走年齢が変更になる(以前が4歳以上、3歳が参戦できるようになり3歳以上となる)時期に収得賞金を半額にするようになりました。(JRAルール)その4歳馬収得賞金(条件賞金)処理で条件が1つ、もしくは2つ下がる馬が出ます。それを降級馬としています。但し□外、□地の4歳馬は降級印の表記はしません。この□外、□地は本年でいえば6月6日以前に登録してなおかつ、6月7日以降に出走する馬はいません。今後走ってくる馬は必ず、6月7日以降に登録した馬です。

それともっとも降級馬認識が厄介なのが○地馬です。これも我社独自のルールとして6月6日以前に中央に入厩していて(登録していて)なおかつ6月6日以前の降級処理以前に走っている馬を対象とします。よって最後に中央競馬に入厩した(中央所属、地方所属は何回も出来ます)以後に6月6日以前に走った馬が対象馬です。6月6日以前に入厩していて、走るのが6月7日以降の馬もいますが、それと6月7日以降に入厩して6月7日以降に走る馬の区別が見た目つきません。(実際にはわかりますが、走っていないので降級前の成績がありません。無意味なので対象外とします。)

これを中央馬(ずっと中央馬)に置き換えて考えます。仮に前走(直近)で500万下を勝ったとします。(6月6日以前)そうするとその時点では1000万下条件の馬となります。そして次走が6月7日以降の4歳馬賞金半額後とすると、また500万下に出てこれます。この馬は降級前に昇級条件(1000万下)を走っていませんが、収得賞金を半額にする以前に1000万下条件に所属していたことが明白です。そのことが500万下を勝っていることからも分かります。よってこの馬は対象馬です。このような考えで掲載しています。


それでは皆さん  GOOD  LUCK (TY)