高松宮記念回顧 | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 高松宮記念皆さんどうでしたか。私は惨敗でした。馬場は悪くなるとは思っていましたが、とんでもない不良馬場となってしまいました。同日の9Rが同じ1200メートルの芝で条件(クラス)が1000万下の特別がありました。その勝ちタイムが1.12.6秒で、我社同条件の重不良推定タイムが1.10.3秒とそれと比べても非常に重いことが分かります。(このように同じ日に同じ距離のレースが目的のレース前にある時はそのレースの勝ちタイムならびに展開等は非常に参考になります。)そしてこのレース(高松宮記念)の勝ちタイムが1.12.2秒で我社同条件推定タイムが1.09.5秒ですので、条件を考慮すると、この高松宮記念の勝ちタイムは非常に遅いものであったといえます。超不良馬場となり、タイム的には限界があり、クラスの差でタイムがあまり変わらないほどの馬場になっていたと思います。勝ったのは結果不良馬場が超得意であることが分かったコパノリチャードが2着馬に3馬身の大差をつけて(この馬場で3馬身は大差)余裕で1着となりました。(Mデムーロ騎手のパフォーマンスでそう見えたのかな。)ヤヤ重出走が1回のみで、重不良の成績がなく、そのヤヤ重の成績は1着でしたが、重が非常に巧く勝った印象は無く、巧く逃げて勝った印象がありました。(スワンS。ヤヤ重ですので、重巧拙は考察しづらい。)やはりデータが少ないときは、もっと体型、走法、その他で総合的な考えで考察する必要を痛感しました。今回のレース考察のポイントは重(不良)の巧拙が最大で、次に馬場が重いことと、新中京になってから、1200のスペシャリスト(芝)よりも1400、1600でも実績がある馬の方が、好い傾向にあり、そうした馬をピックアップすべきでした。これも新コースになって本年が3年目とデータの傾向を掴むには難しい期間であり、そのような状態でした。しかしやはり競馬の推理で最も必要な1を知って10を知る考察が必要であったと痛感しました。1200のスペシャリストのストレイトガールが3着、また同じスペシャリストのハクサンムーンが5着とやはり力は示しましたが、不向きであったといえる結果となりました。1,2着の馬は不良馬場が超得意。1着馬は距離適性が明らかにマイルよりの傾向があった。また2着馬は芝よりもダートでの実績が多くあり、それも今回は好走に繋がったと思います。そういったことを来年以降は忘れないようにします。(自己反省)春のG1の本番はこれからです。今回の教訓を活かせるときが必ずくると思います。皆さん忘れないように。(賢明な皆さんは、すでに知っておられたと思いますが。)


それでは皆さん   GOOD  LUCK(TY)