すでに先週より(今週の競馬用)我社の週刊誌特別登録の能力表予想欄に掲載されています。週刊誌の値段を650円から700円(税込み)にどうしても値上げしなければならなくなりました。ですので内容を充実する一つの手段としてレイティングを特別登録表中の全馬に掲載となりました。(もちろん対象が中央成績ですので中央1回も走っていない馬などはありません)
そこで我社のレイティング手法について説明します。(世の中に馬のレイティングは多く存在します。我社のものは我社独自のものです。)
対象競馬は中央競馬です。一部地方の中央交流競走でつけることが出来るものは付けています。(中央出走馬が多い場合)
全馬が中央初出走の新馬戦を例に説明します。
通常の初出走馬は持ち点48点を与えています。(仮にします)
この点数は負担重量(ハンデ、フリーハンデ等)を意識した数値にしたい為に、ハンデ戦最低重量の48㎏に合わせて48点を与えています。レイティング手法は各馬が持ち寄った点数を、また各馬で分け合うことを手法としています。
仮に11頭立てとしますと、一頭=48点なので、48×11=528点が全馬の総和です。この点数を着順などによりまた各馬に分配します。
仮に上下で10点を差に与えるとすると、上位がプラス5点、下位がマイナス5点となります。真ん中の6着が元の48点です。
1着=48+5=53、2着=52、3着=51、4着=50、5着=49点、7着以降が減点で7着=47、8着=46、9着=45、10着=44、11着=43となります。これで元の総和528点を分割したことになります。基本的にこの手法を次の競走でも使用します。
仮に例に挙げた新馬戦の2着から6着までの5頭が、次の未勝利戦に出てきて、他のレースからの出走馬のいない5頭での再戦があったとします。持ち点は前走で得た点数ですので、この5頭の総和は52(2着)+51(3着)+50(4着)+49(5着)+48(6着)となり250点となります。先の例と同じように上下着順で差を10点とすると真ん中の3着が250÷5=50点です。上位で5点ですので2.5点づつになり1着=55点、2着=52.5点。下位も同様に47.5点=4着、5着=45点となります。総和は元の250点なります。
例では着順のみで差をつけましたが、実際には、その差はタイム、着差を考慮した点数となります。(ただし決して下位の着順のものが上位を追い越す点数とはなりません。)基本は持ち寄った点数=総和が同じとすることです。これがレイティング手法の原則です。これを元にその馬の馬レイティングを求めています。
このレイティング(馬レイティング)はその馬の格を表しています。
馬の格を表すものとしては、このレイティング(我社の)より優れたものは世の中にないと自画自讃しています。
それでは皆さん GOOD LUCK (TY)