台風6号。

降るのかなと思えば降らないし、降るなよと思ったら滝のように降る。

何ともはっきりしない台風6号に振り回された一日でした。

授業が終わって家に帰ったら、彼女(台風6号)は四国に寄った後、

自転車並のスピードで八丈島に向かっているとか。

明日はどうなるのでしょうか?!


それでは、今回の講義の内容について確認しましょう。


【本日の講義内容】


1.伝票会計


(1)伝票の起票(3級)


 ①一部現金取引

  
  [本来の仕訳]


    (借)仕    入  50,000(貸)現    金  20,000
                    (貸)買 掛 金  30,000


  [分解方式]


    (借)仕    入  20,000(貸)現    金  20,000→出金伝票
    (借)仕    入  30,000(貸)買 掛 金  30,000→振替伝票


  [集約方式](擬制方式) ※現金後回し方式

   a. (借)仕    入  50,000(貸)買 掛 金  50,000→振替伝票
    (借)買 掛 金  20,000(貸)現    金  20,000→出勤伝票


 ②3伝票制→5伝票制

 
    上記a.の仕訳から仕入伝票に起票する。


  ※集約方式は5伝票制に移行するのに必要な方法だったのです。


(2)伝票から総勘定元帳転記 ※仕訳日計表→合計転記


  伝票→仕訳日計表→総勘定元帳


(3)伝票から補助簿(仕入先元帳、得意先元帳) ※伝票→個別転記

  伝票→仕入先元帳、得意先元帳


2.特殊仕訳帳


(1)補助簿を仕訳帳として使用する方法を特殊仕訳帳制といいます。


  【特殊仕訳帳】
   ①現金出納帳、当座預金出納帳
   ②仕入帳、売上帳
   ③支払手形記入帳、受取手形記入帳 (プラス項目のみ)

(2)特殊仕訳帳からの転記


   ①合計転記→月末にまとめて転記

     ※取引量の多い科目を「特別欄」として設定し合計転記


   ②個別転記→その日に転記

     ※取引量の少ない科目は「諸口欄」に記載し個別転記

(3)買掛金と売掛金(次回予告)


   ①取引先ごとの管理が必要→仕入先元帳、得意先元帳設定
   ②個別転記…「仕1」、「得1」など

(4)複数の特殊仕訳帳が存在する場合(次回予告)


   複数の特殊仕訳帳から二重転記の可能性大

    →(防止策)諸口欄に記入しても個別転記を行わない


※以上(2)~(4)が特殊仕訳帳マスターのための”コツ”となります。

2級、第2問は、伝票会計か特殊仕訳帳となります。


問題集の伝票問題はもう解くことができますので、この週末にがんば

って解いてみてください。貯めないようにしましょうね!(N)

今年の5月まで、約8か月間に渡る座りっぱなしの仕事が続いた関係で、相当

体がなまって、重くなってしまいました。そこで、ライオンのラクトフェリンによる

ダイエットを始めました。10日分のお試しセットで980円です。効果は、

皆さんの目で…。


それでは、今回の講義の内容について確認しましょう。


【本日の講義内容】


 1.手形の持つリスク(「手形の不渡り」のお話しです。)


   手形は、裏書きや割引をすることで、人から人へと渡っていく便利な流通

   証券です。しかし、資金不足などの理由で、その手形の支払いが拒絶

   (不渡りといいます)されてしまうと、一変して、手形は今まで関わった人

   達に対して逆流(償還請求など)を始めます。それを遡及(そきゅう)といい、

   手形に関わった人達は、例外なく、巻き込まれてしまいます。この流れを

   「手形の不渡り」といいます。


  ※半年以内に2回不渡りを出すと、2年間の銀行取引停止処分を受け、事実上倒産となります。


 2.偶発債務の処理


   手形は、「不渡り」というリスクを負っています。ですから、手形の裏書や

   割引を行う時に、そのリスクを見積り費用および負債を計上します。これ

   を偶発債務の処理といいます。


  ※偶発債務は、①手形が不渡りとなったら、②償還請求を受け手形を買戻す義務(=債務)が

   生じることから、条件付債務ともいいます。


  (1)手形リスク(不渡り)の時価 ※このリスクはない場合もあります


    ①手形の裏書時または割引時(リスクの時価が見積もられたとき)

     (借)保証債務費用  時 価/(貸)保 証 債 務    時 価


    ②リスクが消滅したとき

     (借)保 証 債 務    時 価/(貸)保証債務取崩益 時 価


    ③リスクが顕在化したとき
     i)償還請求(買戻請求)

     (借)不 渡 手 形    不渡額/(貸)現金預金など  不渡額


ii)保証債務の取り消し

     (借)保 証 債 務    時 価/(貸)保証債務取崩益 時 価    


  (2)手形リスクの総額の備忘記録(※B/S、P/Lの末尾に注記)
  
     (借)裏書手形見返  総 額/(貸)裏 書 手 形    総 額

     (借)割引手形見返  総 額/(貸)割 引 手 形    総 額


   ※リスクが消滅したときおよび顕在化したときは反対仕訳を行います。 

  

   ※貸借対照表の受取手形については、その裏書高および割引高を注記
    する必要があります。そのための備忘記録です。


 3.荷付為替手形(貨物代表証券+為替手形)


   貨物代表証券(=未着品)を担保(質草)に為替手形を発行し、早期に資

   金を回収する手段を荷付為替手形といいます。


   (1)販売する前に資金を回収するときは「前受金」勘定で処理し、


   (2)為替手形の受取人は、必ず、その手形を割引く(手形売売却損など)


   という特徴を持ちます。問題文のとおりに仕訳を考え、決して深追いし過ぎ

   ないよう注意してください。


 4.債務の保証(借金の保証人になったときの話です)


   ※但し、絶対に保証人になってはいけません。家族であっても厳禁です。

    救済方法は他にもありますので!


  (1)保証人(テキストP72の保証人)
     借入を行った人が返せなくなったら、その人に変わって返済義務が生じ

     ます。が、実際の金銭消費貸借においては、次の連帯保証人が要求さ

     れますので、このパターンは現実的には存在しません。


  (2)連帯保証人
     借入金の連帯保証人となることは、自分が借りたのと同じ結果になりま

     す。債権者は、債務者と連帯保証人のどちらか一方に償還請求を行うこ

     とができるのです。


 5.伝票会計


  (1)伝票起票(3級)
     1伝票制、3伝票制および5伝票制の生い立ちについて復習しました。

     ※3級の復習をお願いします。


  (2)伝票から総勘定元帳への転記(2級)
     次回のお楽しみ!こうご期待!グッド!


次回は7月20日(水)です。充実した3連休をお過ごしください。



復習も忘れないでくださいね。

携帯型熱中症計「見守りっち」を購入しました。日中外にいると、どこに
行っても厳重警戒or危険ゾーンを示すことに驚きました。


皆さんも外出するときは十分注意してください。


【本日の講義内容】


 1.割賦販売
    販売基準(原則法)


    割賦基準(例外法)
      回収基準      入金=売上
      回収基準到来基準  回収基準+期限到来=売上
  
  〔販売基準〕
   (1)販売時
     (借)売 掛 金  売  価/(貸)売    上  売  価


   (2)入金時
     (借)現    金  割 賦 金/(貸)売 掛 金  割 賦 金


   (3)決算時
      仕訳なし


   ※売掛金は割賦売掛金、売上は割賦売上でも可


  〔割賦基準〕2級は回収基準(対照勘定法の場合)
   (1)販売時
     (借)割賦売掛金  売  価/(貸)割賦仮売上  売  価


   (2)入金時
     (借)現    金  入 金 額/(貸)割賦売上   入 金 額
     (借)割賦仮売上  入 金 額/(貸)割賦売掛金  入 金 額


   (3)決算時
     (借)繰越商品    (注1) /(貸)仕   入    (注1)


       (注1)割賦仮売上 × 原価率 = 期末原価


 2.予約販売
   (1)予約金受取時
     (借)現   金  予 約 金/(貸)前 受 金  予 約 金


   (2)商品引渡時
     (借)前 受 金  引 渡 額/(貸)売   上  引 渡 額

 3.手形取引
   (1)約束手形 … 自分で支払う
   (2)為替手形 … 得意先(=売掛金)に支払ってもらう


 4.ちょっと変形した為替手形
   (1)自己宛為替手形 … 本店が仕入れ、支店に支払を依頼するなど
   (2)自己受為替手形 … 得意先からより確実に代金を回収するため
               に振り出す為替手形をいう


 5.手形の更改
   (1)(旧手形と新手形を交換することで)手形の期間延長
   (2)新手形に利息を含めるか否かの2種類

 6.不渡手形
   (1)不渡手形 = 請求権を示す資産の勘定であることに注意!


《次回予告》
 手形リスク(不渡り)に対する保証債務について学習します。よって次回
 は、不渡手形のシステムから入ります。今日の手形についてしっかり復習
 しておいてくださいね。