イン・ザ・プール | Book Review’S ~本は成長の糧~

イン・ザ・プール

イン・ザ・プール イン・ザ・プール
奥田 英朗

文藝春秋 2002-05
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おすすめ平均

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★★★★★★★★☆☆

引き続き、実家での休息を満喫しております。今日は、実家にいる最後の晩ということでしゃぶしゃぶを家でご馳走になりました♪肉を奮発してくれたみたいで、すごく美味しかったです。ほんま親には感謝してもしきれないぐらいですね。

さてさて、今日の紹介は奥田英朗さんの有名な伊良部シリーズ第一作目になる「イン・ザ・プール」です。テレビで阿部寛が伊良部博士を演じる「空中ブランコ」を観て以来、気になっていたのですがなかなか読めずじまいでした。最近、三作目が出たことと伊良部シリーズが連続していることを知ったので、読むことにした次第です。

肩の力を抜いてさーっと読むことができました。娯楽小説とはこのことを言うんだろうなぁ、なんて一人感慨にふけってしまったり。ユーモアたっぷりで、重たい問題もさらりと扱われていて、何よりも伊良部博士のキャラクターが枠をはみ出していていて、楽しく読めました。

神経科の駄目な二代目医者である伊良部博士のもとに、精神を患った人がひとつのストーリーにひとり訪れます。物語の半分以上は、患者の病状の進行具合が描かれていて、それも経験がないので断言できないですが、妙にリアルでうなずけたりします。「あー、こんなんなったら大変だろうなぁ。」って。

パートナーの看護師マユミさんも魅力的です。まぁ、変わり者なんですけど。マザコンでロリコンで注射好きな変態医者と露出狂で無愛想な看護師。名(迷)コンビです。偶然なのか、狙ってなのか最終的には患者の悩みを解決してしまうところも楽しめます。型破りの治療とでも言えば良いのでしょうか。

個人的には、「勃ちっ放し」と「フレンズ」が好きです。あ、「イン・ザ・プール」も。「コンパニオン」はちょっといただけなかったですね。患者が痛すぎる。。。でも、結末は嫌いじゃなかったです。「フレンズ」で少し見せたマユミさんの素顔が妙にそそられます(笑)

残りの二作も息抜きで読んでしまいます。「空中ブランコ」はすでに購入しているので、土曜日に読むつもりですが、面白さのあまり勢いで三作目の「町長選挙」も週末に買いに行ってしまいそうです。

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