成功の教科書 熱血!原田塾のすべて
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成功の教科書 熱血!原田塾のすべて
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著者の原田隆史さんは中学の体育教師として、陸上で日本一の選手を数多く育成してきた方です。その教育の現場で培ったノウハウを社会人や学生など多くの人にセミナーや書籍で広げていっています。
この本のタイトルも非常にわかりやすく、内容としっかり合っています。成功の定義から成功者の共通点、そして成功の為にどのような行動をしていけばよいのか書かれています。現在、少しブームも去りましたが「コーチング」という手法が流行りました。しかし、ここでは「リーチング」という手法が紹介されています。この「リーチング」とは、著者の言葉を借りれば人を確実に成功に届ける(リーチさせる)手法・目標設定させて、そのために必要なことを毎日繰り返しやらせ切る指導ということになります。
また成功の定義では、
「成功とは、自分にとって価値のあるものを
未来に向かって目標として設定し、
決められた期限までに達成すること」
とわかりやすく定義し、この成功のためにどのような順序で取り組めばよいのか説明が続きます。
成功者と呼ばれる人たちは世の中の5%にしかならないそうです。この統計の根拠はどこからきているのか、成功の基準はどのようにして測ったのかいくつか疑問も残りますが、この点は問題ではないので気にしないでよいと思います。
また、成功者の共通点を端的に表すと(これも著者の言葉を借りれば)
「強い勝利意識と高い目標設定」
となります。
ここでの強い勝利意識とは「こうなると自分で決める」こと。
高い目標設定とは、夢から目標、方法へと具体化していくための取っ掛かりになります。
成功は一朝一夕で成るものではなく、毎日の成長の積み重ねの結果成功につながります。
このことを本書では「スモールステップ」と呼んでいます。
このスモールステップはみなさんも実感としてよく理解できることだと思います。
中学生の教師をしていたせいか全体的に非常にわかりやすく書かれています。またクジ引きの法則や心のコップや心のつぼといった独自の表現が面白いです。本書の中では、書き込み式のワークシートも挿入されていて、実際に記述しながら読み進めていくと、「教科書」らしさも出てくると思います。
最後に、本書で書かれていた成功へのプロセスの概要を載せておきます。書かれていることは当たり前のことなので、これを見ただけではピンとこないかもしれませんが、読み終えてから見直すとすんなり頭に入ってきます。
1.大きな夢を描く。(Dream)
2.夢を具体的な目標に変える(Goal)
3.目標達成のための方法を考え、「これでやれる」という自分への期待感を高めて、やる気にスイッチON!(Plan&Check)
4.できることの継続とやり切りで心を強くする(Do)
5.考察と手入れで心を整理する(See)
6.培った自分の強み(コンピテンシー)を広め、周囲から認められる。そして自身を持つ(Share)
7.そして、自己実現した別の行き方、人生に到達する(Achieve)
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