上機嫌の作法
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上機嫌の作法
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ついに斎藤孝さんの本も4冊目となりました(段取り力の感想は少し待ってください・・・)。テレビ出演も多いそうですが、いまだに僕はテレビで斎藤さんを目にしていません。単純に僕がテレビを見ないからですが(^o^;もう完全に斎藤さんのファンです。
◆「機嫌」はコントロールできる!!◆
誰もが、漠然と機嫌は自分で調整できると思っていると思います。でも、僕もですがあまりそれを意識して調整することはしない。それはなぜか?単純にしんどいからだと思います。
本の中の例えがとてもわかりやすかったのです。それは、機嫌の調整は持久走に似ているというものです。つまり、嫌なことがあって気分が落ち込んでいる時にテンションを上げることは「正直しんどい」ことですが、それを続けていくと、「機嫌調整体力」のようなものが向上してきて、そんなに苦労しなくてもテンションをあげられるようになるというものです。
「なるほど~」と思うとともに、今までそのような努力をしてこなかったので、半信半疑なところもありました。が!その「上機嫌」を維持することの利点を考えると、努力してみる価値はあると感じました。
「上機嫌」は円滑なコミュニケーションを生み出し、仕事の効率を高めます。
また対人関係も良好になり、周りには自然と人が集まり、ポジティブな空気が流れます
また対人関係も良好になり、周りには自然と人が集まり、ポジティブな空気が流れます
利点はこんな感じでしょうか
上機嫌はバカ、不機嫌は知的
という誤解、偏見、先入観を取り除くことが大切であると斎藤さんは書いています。また、
不機嫌さは「なんらかの能力が欠如しているのを覆い隠すため」
とも書いています。
確かに、落ち着いて考えてみるとまさにその通りです。いつも楽しそうな人、テンションの高い人には心を許しやすく、親しみやすい雰囲気を感じます。そして、その人たちの周りにはいつも人がいる気がします。みなさんも同じような経験をしているのではないでしょうか?
ただ重要なことは、「天然の上機嫌体質」をうらやむのではなく、「上機嫌の状態」を作り出すテクニックを身につけることだということです。
◆一貫した本の構成◆
斎藤孝さんの本を読むと、同じような構成内容で読みなれてきます。それは、まず自分の主張を述べ、次に有名人のエピソードを挟み、本からの引用で詳しく解説し、結論に持っていくというものです。
まだ、4冊しか読んでいないのでこの解釈は早合点かもしれませんが、何冊もすごい勢いで書きながらも内容がかぶらない秘訣はこの「多くの本を読む」と「幅広い視点を持つ」にありそうです。
◆(久しぶりの)引用◆
良好な対人関係を築く上で大切なことは
1.目を見る 2.微笑む 3.頷く 4.相槌を打つ
就職活動では、よく気をつけるようにといわれるポイントです。特に、面接という1対1での会話ではとても大切になってきます。大切なことだと書かれていますが、僕個人的には「基本的なこと」だと思います。
「私はいまだかつて嫌いな人に会ったことがない」 淀川長治さん
本当に1人も嫌いな人に会ったことがない、と言うと嘘になってしまいますが、僕も似た感覚で生きてきました。好き嫌いがないんですね。淀川さんも続きに「実は私は好きな人が少ない」と言っています。これがよいのか、悪いのかはともかく嬉しかったです。ここで大切なのは、「嫌い」にならないことで相手の「良い点」を素直に見つけることができるということです。
「少しは反省もするんですよ。でもね、次の日には忘れちゃう」 黒柳徹子さん
これまた自分と同じでビックリしました。単純というか楽天家というか・・・まさに「寝るとケロッと直る」性格で今まで生きてきました。そのせいで、反省が足りずに同じ失敗をしてしまうこともあって、かなり問題ではあるのですが・・・。
この二つの性質を持っているから、上機嫌であってもおかしくないのですが、僕は普段は「不機嫌」に見える態度を取っていると思います。斎藤さんも不機嫌になる条件として書いていましたが、「寝不足」はよくないです。それでも上機嫌を「技化」することができると、そんなことも気にしないで上機嫌になれるんでしょうね。
上機嫌だと、まわりも元気にするし、好循環が生まれます。仕事の効率も驚くほどあがります。「知らずに不機嫌」な状態に気づいて直していく努力が大切ですね。
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