大阪の常識東京の非常識 | Book Review’S ~本は成長の糧~

大阪の常識東京の非常識

大阪の常識東京の非常識
近藤 勝重

幻冬舎 2005-03
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★★★★★☆☆☆☆☆

 


もう一つのブログのジャンルを関西に移動させたせいか、こういう本に目がいくようになりました。人の関心て面白いですね。視点が変わるだけで、見えてくるものが違ってきます。

◆結局は「大阪」が「東京」に弁解している?!◆

本のタイトルの意味を受け取り間違いしたのかもしれないですが、読む前はてっきり大阪と東京を比較して、こちらはこうで、あっちはこうといった感じで大阪と東京の違いを知れるのだと考えていました。

現代の(と言ったら御幣があるかもしれませんが・・・)人たちが本当に知りたい、大阪と東京の違いというものはこの本から学ぶことができません。

この本では、大阪の女性の性格、おばちゃんの関西人たる性質、阪神タイガース教育、大阪弁の良さなどが書かれています。もちろん、興味深い内容もあるにはあったのですが、残念ながら蛇足な印象を受ける部分も多々ありました。

面白かったものをいくつか挙げたいと思います。
・東京人が大阪に興味を持っているのは、「大阪弁」だけ
・東京人は大阪に転勤したくない
・大阪は、昔の商都の名残をふんだんに残しているが、今は消都と呼ばれて久しい
・東京は、全国各地から人が集まって出来た町である
 →言葉遣いを統一するために生まれたのが「標準語」(今は「共通語」と呼ばれている)

それにしても、吉本の影響はすごいですね。東京では大阪弁をしゃべれると人気が高いとか・・・。それで、イントネーションの違う大阪弁を乱用する男の子も多いそうな。僕は大阪弁が大好きなんで、どこに行っても大阪弁はやめるつもりはないですが、僕だけに限らず大阪人ってそういうところありますよね。

あと、「やっぱり!」と思ったのが「アホ」と「バカ」の違いです。

みなさんは「アホ」と「バカ」どちらの方が言われると嫌ですか?

大阪人(関西人)はほぼ100%の人が「バカ」と言われるとムッとします。
逆に「アホ」って言われると、ちょっと嬉しくなるんですね。
「バカ」ってのはなんか言われると「救いようのないもの」って感じがします。
昔は、「アホ」は関西圏のみで好まれていたそうですが、
昨今の漫才ブームで東京でも「アホ」を受け入れる人の割合が増えつつあるそうな。

期待した内容ではなかったので、少し残念でしたが、もう1冊衝動買いしてしまった「徹底比較!関東人と関西人」を読んで、東京と大阪の違いへの理解を深めていきたいと思います。


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