儲かる会社のつくり方 | Book Review’S ~本は成長の糧~

儲かる会社のつくり方



著者: 堀江 貴文
タイトル: 堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方
★★★★★★☆☆☆☆



少しずつテレビや新聞に取り上げられる機会が減ってきていますが、それでもまだまだ注目されているライブドアの堀江社長の本です。堀江社長は今まで、注目を集めた時に本を発行しているイメージがあり、執筆に時間をかけている感じがしなかったので今まで読むことを避けていました。しかし、今回はあるキッカケで1冊購入してみました。

◆内容など◆

世間を騒がせている人だけあって(関係ない?)、読み物としては中々面白かったです。堀江社長が起業を志した背景や、起業から現在に至るまでの苦労や喜びが詰まっています。

目次は

1章:会社をつくる
2章:会社を育てる
3章:会社を上場させる
4章:みんなで幸せになる


と、とてもシンプルです。

創業メンバーで失敗した経験や上場で証券会社と揉めたり、必要な書類に忙殺されそうになったり、ストックオプションの旨みについて書かれていたりします。

◆感想になるのかな◆

この本を読んで、少し堀江社長がどのような人物なのか伝わってきました。こういう言い方は極端すぎかもしれませんが、堀江社長は素直、もしくは裏表のない人物なのだと感じました。とにかくなんでもかんでもポロッと言いすぎなのかもって思います。日本人なら腹の中に押し留めておくような意見や野望までポロポロ出ちゃって(苦笑)

会社の成長のためにクールに判断していく思考回路は日本社会から反発を受けるのも仕方ないのかもしれません。僕は堀江社長を応援していますが。

何より面白かったのが、M&Aについて触れている文章にTOBのことが書かれていたことです。友好的TOBについて解説があり、日本では敵対的TOBのイメージの方が強いかもしれないが友好的TOBもある、といった内容が書かれていました。今回、敵対的TOBの知名度を高めたのは他ならぬ堀江社長であることに、失礼ながら笑ってしまいました。

ベンチャーに対して漠然とした憧れを未だに持ち続けているのですが、この本でほんの少しだけイメージを具体的にすることができました。文中にあったのですが、どこで働くにしても「自分が会社を動かしているんだ」と思える職場や、「この会社の上場を、自分は担ったんだ」って言える経験をしてみたいと思いました。

巻末にはライブドアの前身だるオン・ザ・エッヂ時代の上場に必要だった事業計画書や有価証券報告書などが資料として載っているので、これを読むだけでも勉強になります。

今のところ一日一冊の読書&書評を守れているのでちょっと嬉しかったりします。ただ、読書のペースよりも購入のペースの方が早いのが問題ですが・・・。二日前も三冊購入してしまったので、サクサクッと読み終えたいです。