問題な日本語
著者: 北原 保雄
タイトル: 問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?
★★★★☆☆☆☆☆☆
就職活動で敬語を上手く使えないので、参考になる本はないかな、ということで購入した本です。残念ながら僕の求めていた目的に合った内容ではありませんでしたが、面白く読むことができました。
◆感想&紹介◆
この本の作者は現代の日本語についていろいろな面から解説した「明鏡国語辞典」を編集した人たちです。本の内容は、多くの方が普段から疑問に思っている言葉遣いについて解説されています。一人の方が書くのではなく、総勢5名が分担して書かれています。
「この使い方はおかしい!」とバッサリ切るのではなく、この使い方はこういう経緯で出てきたのだろう、とかまだ現代では定着していないがこれから定着していくかもといった解説がされています。もちろん、少しはこの使い方は間違っているというコメントもされています。
本文の下半分ぐらいで「使うのはどっち?」というコーナーが設けられていて、漢字や言い方の違いについて解説されています。こちらも今までの疑問が解けるものもあって勉強になります。
感想と紹介が混ざった内容を書いてしまいましたので、下にどのような言葉遣いが解説されているのかいくつかピックアップしたいと思います。
◆言われてみれば気になる言葉遣い◆
・っていうか
・みたいな
・私的にはOKです
・全然いい
・とんでもありません などなど
全体的に現代の新しい言葉遣いが生まれたのは、日本人の性格の影響が大きいように感じました。直接的な言い方ではなく、間接的なオブラートに包むような表現を現代人は好むようです。この本でも書かれているように、決して間違いだ!とバッサリ切るのではなく、文化の移り変わりとして観察すると面白いと思います。
ジャンルがどこに入るのかわからなくて、思わず「教養」なんてジャンルにしてしまいました。これで合っているのか不安ですが(^o^;もしいいジャンル名があれば教えてくださると嬉しいです。