花嫁のれん | 三宅エミのライターズノート

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「美しく生きる」とはー。
日常にやどる美的感覚、美意識、美食、美術工芸、書籍、映画など、
ライター&アーティスト目線で、ゆる〜く記します。

婚礼の日、

嫁ぎ先の仏間にかけられ、

花嫁がくぐって、

ご先祖様にご挨拶へ。

その瞬間のためだけに、

お誂えされた加賀友禅には、

両親の想いが込められています。

このような花嫁道具を準備したのは、

幕末から明治、大正、昭和初期頃まで、

加賀、能登、越中の風習でした。


金沢駅にて遭遇。