『ミレーから印象派への流れ展』(金沢21世紀美術館市民ギャラリーA) | 三宅エミのライターズノート

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ライター&アーティスト目線で、ゆる〜く記します。

会期末になってようやく、


鑑賞してまいりました。


金沢21世紀美術館へ。




 

金沢21世紀美術館のメイン展示は閉館中




タイトルがおもしろい💦


というか、


めずらしい?


『ミレーから印象派への流れ展』。


たしかに、流れをたどる展示でした。







風景画、静物画、人物画について、


なにがよくて、よくないのか、


詳しいことは、


よくわからないのですが、


(じゃあ、いったい、なにがわかるのか?

といえば、よくわからないのですが、笑)


美術館に収蔵されるレベルの、


絵画史に名を刻んだ画家さんが、


世界には数多くいらっしゃること、


その方々も作品のことも、


大半を知らないこと、


美術館収蔵レベルであっても、なくても、


著名であろうと、なかろうと、


とりたてて目立たなくとも、


絵を描きつづけた画家さんたちが、


たくさんいらっしゃること、


日本にも数多いらっしゃること、


連綿と今につづくのだなあ、


ということが、


流れをたどりながら、


想い、感じ、馳せて、


個人的にわかった、


というところです。



(世界中にある書籍を、

読みきれないのと、

感じた点は似ています)



展覧会鑑賞者のなかにも、


絵を描いている方は、


たくさんいらっしゃるでしょうし、


世界の片隅で、


描いている人が、


ここにもおりますし。



わたしの鑑賞ポイントは、


どのように描かれているのか、


筆あとを目でたどってみることです。


風景画、静物画、人物画が、


それらしくリアルに描かれている場合、


リアルな描き方は、


わからないなあ、


点描も淡いぼかしも、


なぜかしら、


名画だとしても、見飽きて、


興味がなくなっていきます、笑。


(みなさんは、熱心に、

どこを見られているのでしょうか?)


(あ、でも、静物画の1点、

葡萄と林檎は、モダンな描き方て、

印象的でした)




自作も、


わからないなあ、

 

と、見られるのでしょうか。


それとも、わかる、


と、見られるでしょうか。


絵画の会に所属していても、


絵画の流れ的にはどこにも属さない、


なにかに似ていると感じたことはなく、


だれかに影響を受けた感もない。


じつは、ただしい描き方も、


よくわからない。


知らない強みで、


わからないなりに、


描いている。



ともあれ、


さ、油彩画を描きましょう。


展示会まで、


1か月を切りました。