『宮廷バレエとバロック劇』 | 三宅エミのライターズノート

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「美しく生きる」とはー。
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ライター&アーティスト目線で、ゆる〜く記します。

現在のバレエのルーツは、
 
詩と音楽と舞踊の統合からきており、
 
イタリアで、バッロ(踊り)がパレット(小さな踊り)になり、
 
フランスにわたって、16世紀末にバレエ(ballet)のフランス語が生まれた。
 
 
現在のバレエとはちがい、
 
当初は、宮廷バレエとして、
 
詩の朗読、歌唱、舞踊、音楽を含んだ、
 
オペラ演劇をまとめたようなバレエだったそう。
 
 
最初の宮廷バレエは、16世紀末、
 
イタリア人ヴァイオリニストによる新作で、
 
フランスでのバレエの演劇化。
 
 
本書によると、この初の宮廷バレエは、
 
音楽、舞踊、詩の朗読と歌唱、そして絵画を、
 
一つの筋をもった完全なドラマにまとめて、
 
均衡と調和をもたせた、
 
イタリア文化とフランス文化を融合したもので、
 
豪華な舞台装置は庭園、
 
花や果物が咲き乱れて、
 
華麗な衣装は、
 
真珠や宝石で縁どられた金色系衣装。
 
 
これ、まさに、「美の種in金沢」が、
 
今週末に上演するもの、ではないですかー⁉︎笑

 美の種で朗誦と音楽と舞とコラボしますが、
 
そのルーツは、フランスの宮廷バレエだった!
 
なんて思ったら、ワクワクしてきました。
 
びっくりの発見中です。
 
 
というわけで、自分がバレエを楽しみ、

絵画を描き、作劇に親しみ、
 
詩的に編んで朗誦し、
 
音楽と踊りとコラボすることに、
 
本書から納得した次第です。

(自身の魂のルーツも、このあたりに関連しているのかもしれません)
 
 
昨秋、ある演劇を観て、
 
バレエとコラボできる劇作はあり得るなあ、
 
と可能性を感じたことは、
 
バレエのルーツを感じとったから、
 
かもしれません。
 
 
 
所属月星座の獅子座は、ロイヤルに縁が深いらしいので、
 
月星座と宮廷バレエの世界観も通じています。
 
 (すべて、つながっている!)
 
 
宮廷バレエをルーツにふまえて、
 
詩的劇朗誦とバレエのコラボ、

おもしろそうですねー。
 
 
 
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