“The Puppet Show
/ ストーンサークルの殺人”
M. W. Craven / M. W. クレイヴン
‘I go where the evidence takes me. And it’s taken me here.
/ 俺は証拠の導くところへ行く。証拠に導かれてここまで来たんだ。’
舞台は英国、大小さまざまストーンサークルが点在するカンブリア州。州内のあちこちのストーンサークルで全身を焼かれた遺体が相次いで発見される。
3人目の被害者の捜査中、理由あって停職中の刑事、ワシントン・ポーの名が浮上する。
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インスタで時々見かけて気になりつつも、難しそうだなと敬遠していたが、#ゴールドダガー受賞作 と知ってKindleのサンプルをダウンロード。
いざ読みはじめてみると、捜査機関などの団体名や階級などの略語に戸惑ったが、その点以外は比較的読みやすくてビックリ。なになに?どういうこと?今何が起きているのか、この先どうなるのか…先が気になってどんどん進む。章が細かく分かれていて、各章、先が気になる終わり方になっているのも読みやすい。
また、ワシントン・ポー と聞いて、
「NYのホームズ」とか
「現代のクリスティ」とか、あだ名のようなものなのかと誤解していたが、自他共に認める風変わりな名前の人だったことにも驚いた。愛犬の名前がエドガーというのが心憎い。
ちょっぴり影のある、正義感あふれる敏腕刑事が「天才」とタッグを組んで事件を解決、
アメリカのテレビドラマなら、
『Bones』
『Numbers』のような設定なので、「めっちゃ斬新」というわけではないが、その分わかりやすくて入り込みやすいと感じた。
ストーンヘンジはもちろん、憧れの英国の田舎の草原、荒野、古い建物、豊かな自然についての描写も豊かで興味深く、訪れてみたくなる。
Yorkshire pudding(ヨークシャープディング)、Black pudding(ブラックプディング)、chocolate bourbons(チョコレートブルボン?)、お茶の時間に出てくるケーキなど、味わってみたいものもたくさん出て来た。
また刑事同士の会話に出てくる言葉が「悪い」ところも楽しいポイント、自分は絶対使わない(使いたくない)言葉の応酬だが、物語の中に登場する分には面白い。
まずい。また面白いシリーズに手を出してしまった…(372ページ/ 20時間5分
