『自律神経が整う肩甲骨はがし』

 遠藤健司

 幻冬社 20221013


肩甲骨の重要性を知り、万年肩こりから開放されたという整形外科医があまさず伝える肩こり解消の秘訣。


肩こりが原因で、

緊張性頭痛

胸郭出口症候群

首下がり症候群

頚椎椎間板ヘルニア

自律神経失調症

などの病気が引き起こされることや、うつなどの精神症状につながることもあるそうな。


 


・自律神経の乱れには首こり、肩こりが関連している。


・骨盤は人間の土台、肩甲骨は上半身の司令塔。


・座っている姿勢は立っている以上に、首や肩にとって負担が大きい。(たとえそれが良い姿勢であっても)長時間動かないで座り続けることは心身ともに重労働である。


・首の重さは体重の10%、前傾が大きくなるごに負荷が増えていく。首の後ろの筋肉が固まってしまうと、首下がり症候群になりかねない。


・人間の身体は30分以上「不動」の状態に耐えられるようにはできていない。



・首こり肩こりに強いマッサージはNG、首や肩はやさしくさすって流す程度に。


・首の緊張を取るには肩甲骨を動かそう。


・肩甲骨をほぐすと交感神経・副交感神経の両方をバランスよく刺激できる。


・補正力の高いブラジャーが肩甲骨の動きを妨げ、不調につながることもある。TPOに合わせてリラックスできるものと使い分けるなど、工夫しよう。


・デスクワークの時は意識して1時間に1回は席を立ち、動いたり、肩甲骨はがしをしよう。立ち歩く余裕がない時でも、座り直したりして同じ姿勢を続けないことが大切。


 


全部で136ページと厚みはないが、上記のような理論的な部分のほか、肩甲骨の柔軟性のセルフチェックの方法や効果的なほぐし方(ストレッチ)などが載っていて、サラッと読めて必要充分といった印象。


ストレッチを昨夜と今朝いくつか試しにやってみたが、ふとした時に、普段動いていない骨が動くような感じがして即効性を感じた(気のせいではないはず)。


『スマホ脳』

『ストレス脳』

『運動脳』

『一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方』


など、脳に関する本を読むたびに運動を勧められるが、この本でも人間の身体は動かした方が調子が整うのだなということを再認識した。