2000/8/4(Fri)

朝、平和公園に出勤すると、夜勤者から引継ぎ報告を受けた。

深夜2:50ころ、平和記念資料館前にて放火によるボヤがあったとの事。

建物への損傷や、ケガ人などは存在せず事無き事を得たが、犯人は逮捕できずだったようだ。

また、同じく深夜3:30ころ、公園内北トイレにて、多量の血痕を発見したとの事。

血痕は、ぼくが通勤する時、土橋電停から公園までの距離にも点在しているのを発見しており、道路上に残っていた血痕と、北トイレ内にあった血痕とが、同一人物のものかどうかは特定できないが、その血痕は更に土橋電停とは反対方向の、原爆ドームへ通ずる元安橋方面へと伸びていた。

血痕以外は何も発見できず、被害者もしくは怪我人も存在しないため、この件もとりあえず保留となった。

定時に無事、交代を行い、勤務を開始する。

朝は幾分涼しかったが、昼近くになると、茹だるような気温が公園を包んだ。

猛暑の中、警備員も警察官も、少々バテ気味だった12:00ころ、県警本部から県警警備本部へ無線連絡が入った。

左翼団体が、被爆者慰霊碑の横に掲揚している、「日の丸」を襲いに向っているとの事!

至急緊急体制に入る。

警察官は国旗掲揚台へ集中配備されるため、その他の厳重体制をしいている"碑"が手薄になる。 過去に白昼堂々と「折鶴」に放火された事があるので、警察官の抜けた立哨場所へ、スタッフを配置する。

勿論、国旗掲揚台付近にもすべてを配置し、ぼくは実行中だった任務「巡回定点定時報告」を終了させてから、掲揚台付近へ着いた。

と、話は途中で申し訳ないんですが、これ以上は述べられません。

ゴメンなさい。 


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