先日、うちの大黒柱である辻くんの専務昇格祝いをしました。
おめでとう。

彼とは前職新卒からの同期。
その頃は痩せててかっこよかった印象がありますが、、笑

そして来週、ABCashにも2023年新卒が入社します。
新卒第3期生です。

驚くような成長をとげる新卒が毎年いるので今から楽しみですが、
事業責任者クラスにまで成長していく人に共通する要素はないかなと常々思っていたら、
「手放す捨てる、これができる人だけが成長していきますよ」とある会社の社長が言っていてなるほどと思いました。


手放す捨てる。

そこにはステップがあります。

まずは新卒は最初のうちは役職も部下も実績もないでしょうからゼロスタート。
失うものは何もありません。

目の前の仕事に全力挑戦するのみです。

そしてそこで結果がでた人は、
しばらくすると「役割」(より大きなミッション・ポジション・部下など)をもつことになると思います。
※年功序列の会社は別なので、実力主義の会社の前提です

そこで組織成果をだすために、きっとまた全力挑戦することでしょう。
個人成果と組織成果はまた違うゲームになるので、ほとんどの人に筋肉痛がやってくると思います。

そしてそこでも組織成果を出せるようになってくると素晴らしいのですが、
しばらくすると「慣れ」がやってきます。
それはコンフォートゾーンとも呼ばれます。

コンフォートゾーンとは、心理的なストレスがなく居心地の良い状態のことで、この状態が成長に対して最大の敵です。

だから、そうなった時に最大にして唯一の対策となるのが「手放す捨てる」です。

今の役割を捨てて、例えば、
新しいプロジェクト、新しいミッション、新しい事業、そういうものに自ら手をあげて、
上司や人事に相談して、またゼロから挑戦するのです。

ポイントは、失敗した場合の逃げ場をゼロにすること。
完全に退路を立つことです。

これには恐怖を伴います。
勇敢さ、勇気が必要です。

ただ、完全に退路を立つことで、人は本当の意味で覚悟が決まり、
不退転の決意を持つことができるようになります。

その決意さえ決まれば、もう目の前の仕事に全力挑戦するしか道はありません。

そうすると結果的に「進化的成長」をとげられるのです。

スクラップ&ビルド。
急激な成長を続けている人は、これを息をするように習慣的に繰り返しています。


新卒のみんなには、
手放す捨てるのステップにいち早くいけるように、
まずは目の前の仕事に全力で取り組んで欲しいと思います。

全力で取り組めば取り組むほど、悔しさとか絶望とか嬉しさとかもでてきて、仕事が面白くなること間違いなしです。