誕生日プレゼントがいつのまにか押しつけ合戦に！？
◇テディ・ベア◇ -The Teddy Bear-
アイザック・アシモフ 池央耿 訳
グリズウォルドはグラスを大きく呷って言った。「誕生日というやつがどれほどのいざこざを引き起こすか、君たちには想像を付くまいね。ひとつ話して聞かせようか」
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昔々、グリズウォルドの友人にトレイシーとスターンという男がいた。2人は無二の親友で誕生日が同じだった。さらにはテディ・ベアが幼友達だったことも一緒だった。そんなわけで2人の間では誕生日にテディ・ベアを贈るのが習慣になった。しかもその時は相手が驚くような、受け取りを拒否できないような方法で……
グリズウォルドがトレイシーに久しぶりに会った年はトレイシーがテディ・ベアを贈る年だった。トレイシーはスターンが秘密裏に泊まっているホテルを突き止めて1469号室に泊り、そこから外壁を伝ってテディ・ベアを「贈る」ことにした。それは成功した。……筈だった。1269号室に泊まっていたはずのスターンが「テディ・ベアは届かなかった」と勝ち誇っていなければ。
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「テディ・ベア」です(・∀・)
ウールリッチを読んでいたら思いがけずグリズウォルドもいたので読んだ次第です。
「……男ってほんと、何やってんだよ？」と思わずにはいられない小品です笑 馬鹿だ、本当にアホだ。いつまでも子どもだ笑←褒めてる こういうことは女の子はしませんよねぇ。するとしたら全く笑えないマウント合戦に発展する。
「なぜにテディ・ベアは届かなかったか？」が今回の筈です。部屋号ナンバーをよくよく見ると分かります。同じことを恐らく日本もやっています。ほら、「かつぐ」というでしょう？←雑なヒント
「テディ・ベア」でした(･∀･)/
四字熟語から部屋番号を割り出せ！？(*^o^*)/