階段に上がる途中で女性が消えた！
◇行き止まりの階段◇ -Stairway to Nowbere-
エドワード・D・ホック&ジョゼフ・カミングス 山野辺進 訳
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美術館員のレイチェルは恋人のジムがやきもきするほど神経質になっていた。今度の宝石展で展示する宝石を持っていたのだ。ところがその彼女が自宅の階段を上っている途中でコンパクトだけ残して消えてしまった！？ ジムは彼女を尾けていたという趣味は探偵の上院議員バナーと一緒に彼女を捜すことになったが……
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「行き止まりの階段」です(・∀・)
ホックとジョゼフ・カミングスという人と一緒の合作です。階段を上っている最中に人が消えるというディクスン・カー並みの不可能犯罪と密室に挑みます。
これは短編なので失踪の理由や裏に隠されている事件がすぐに分かるのですが、本当に理由がないまま失踪したら長編ミステリーにできたと思います。ディクスン・カーも目撃者がすぐそばにいる中で完全犯罪を目論む「目と鼻の先の密室もの」を書いているので絶対に面白かったと思います。
「行き止まりの階段」でした(･∀･)/
次はヴェルヌ行きたいのですが、本を注文するタイミングを逃したため、またブロンテ姉妹に行こうと思います。つまりアレだよアレ！(*^o^*)/