ルーシー・モード・モンゴメリ◇赤毛のアン◇ | 星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

9年間の海外古典ミステリ読破に終止符を打ちました。

これからは国内外の多々ジャンルに飛び込みます。




TwitterもといX: 「https://twitter.com/KYoCaTHouWoR
エブリスタ: https://estar.jp/users/153193524

世界はなんと素敵に輝いているんだろう! 少女文学の傑作!

 
 
{42BD0E1B-02D2-49B1-92CA-F1926EB80C91}

 
◇赤毛のアン◇ -Anne of Green Gables-
ルーシー・モード・モンゴメリ 中村佐喜子 訳
 
 
ふとした間違いでカスバード家に連れて来られた孤児のアンは、人参頭、緑色の眼、そばかすのある顔、よくおしゃべりする口を持つ空想力のある少女だった。作者の少女時代の夢を素晴しい物語に収めた。
 
 
☆*:.°. .°.:*☆☆*:.°. .°.:*☆☆*:.°. .°.:*☆    
 
 
プリンス・エドワード島、アヴォンリー。そこに住むマシュウとマリラ兄妹は孤児院から手伝い手になるような男の子を養子にもらおうと思っていた。
 
 
ところが、来たのは男の子ではなく、見事な赤毛とそばかすのある女の子アンだった。最初は孤児院に戻すことも考えたが、予想以上の悲しい境遇を知り、そのまま引き取ることに。
 
 
アンはとてもお喋り好きで、空想力豊かな女の子だった。彼女はたくさんの出来事にあいながら成長し、アンに出逢ったことで周囲に変化をもたらすーーー
 
 
☆*:.°. .°.:*☆☆*:.°. .°.:*☆☆*:.°. .°.:*☆    
 
 
「赤毛のアン」です(・∀・)
 
 
「文豪ストレイドッグス制覇計画」、4巻編に入り、武装探偵社はポートマフィアとギルド相手に本格的に対峙します。
 
 
4巻で武装探偵社は組合の団長フィッツジェラルドから戦線布告され、早速闘うことに。その第一相手が「ルーシー・モード・モンゴメリ」です。
 
 
{AC174ECD-686D-400A-A6BD-1F858FF71411}

 
はい、こちらが「文豪ストレイドッグス」上の「モンゴメリ」です。矯正器具はないものの、格好はまんま「赤毛のアン」ですね← 早速本書登場です。
 
 
モンゴメリの異能は【深淵の赤毛のアン】と言い、【「アンの部屋」という異空間を作り出す】というもの。その空間内にいた人や建物はみんなその異空間に囚われます。誘拐にいいですね← この異空間にはモンゴメリの後ろにいるでかい人形アンがいまして、物凄いスピードで人を捕まえようとします。囚われるとモンゴメリが異能を解除しない限り、永遠に異空間です←
 
 
モンゴメリは敦くんと谷崎くんに敗れ、1度組合を放逐されます。メイドして戻ったものの捕獲した敦くんを逃してまたも組合を放逐。今は武装探偵社下の喫茶店「うずまき」でウェイトレスさんやっています。敦くんを巡って(!?)鏡花ちゃんとバトってます← 
11巻を読んで題名を理解して歓喜しました。ヘルリーーーース!! ってことは敦くんをめぐって三角関係ってことでいいんですね!? ありがとう、公式!
 
 
……話がだいぶ逸れました← 「赤毛のアン」の話をしましょうか。
 
 
「赤毛のアン」といえば少女文学の永遠の傑作です。漫画にしろ絵本にしろアニメにしろ読んだことない、観たことないって子の方が少ないんじゃないでしょうか。ちなみにわたしは漫画から入りました←
 
 
もうアンの想像力がすごい。お喋りもすごいけど果てし無く想像を膨らませたり、自分の世界を作ったりできる方がすごいです。普通、ここまで想像力がすごいと敬遠しがちですが、アンにはみんなを引きつける純粋さと愛らしさがあります。なんというか……アンと一緒にいると前向きになれるというか。その前向きさがあったからマシュウもマリラもミセス・リンドもミス・バーリィもみんな、アンが大好きになったんだと思います。すごいな、アンって……
友達としても魅力的だし。ダイアナたち全員アンとは違うタイプですが、そこが良いんだと思います。
 
 
自分は漫画から入ったし、内容もうろ覚えなので今回、きちんと「赤毛のアン」を読みました。アンってかなり大人。とても頭も良い上に賢い子です。アンは年相応に失敗も事故も引き起こしますが、そこから教訓を得て反省したり、次に活かそうとしています。いや、これなかなか出来ることじゃない。すごいと思います。
 
 
本書は赤毛をからかったギルバートと数年を経てやっと仲直りしたところで終わります。次巻も読むことも考えましたが、「文豪ストレイドッグス制覇計画」上では本書のみにします。次巻以降はそのうちに……←
 
 
「赤毛のアン」でした(・∀・)/
モンゴメリを筆頭にポートマフィア勢も組合勢もたくさん参戦してきます、乞うご期待(*^o^*)/~!
そして推理小説では新作家登場(*^o^*)/~!