G・K・チェスタトン No.14◇四人の申し分なき重罪人◇ | 星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

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9年間の海外古典ミステリ読破に終止符を打ちました。

これからは国内外の多々ジャンルに飛び込みます。




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誤解された者たち、集え。

 
 
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◇四人の申し分なき重罪人◇ -Four Faultess Felons-
G・K・チェスタトン 西崎憲 訳
 
 
特ダネを追って世界を駆けめぐる新聞記者ピニオンは、ロンドンで四人の不思議な人物に出会った。『誤解された男のクラブ』を名乗る彼らは、やがてそれぞれの奇妙な体験を語り始める。温和な殺人者、頼もしい藪医者、不注意な泥棒、忠義な反逆者─彼らが受けた誤解と、奇想天外な真実。理性と逆説が交錯する、チェスタトン円熟の連作中篇小説集。
 
 
☆*:.°. .°.:*☆☆*:.°. .°.:*☆☆*:.°. .°.:*☆
 
 
新聞記者のプロローグ
 
 
1.穏和な殺人者
   (The Moderate Murderer)
 
 
2.頼もしい藪医者
   (The Honest Quack)
 
 
3.不注意な泥棒 
   (The Ecstatic Thief)
 
 
4.忠義な反逆者
   (The Loyal Traitor)
 
 
新聞記者のエピローグ
 
 
☆*:.°. .°.:*☆☆*:.°. .°.:*☆☆*:.°. .°.:*☆
 
 
「四人の申し分なき重罪人」です(・∀・)
 
 
チェスタトンもいよいよ終着駅間近。次作の「ポンド氏の逆説」で、チェスタトンの小説全巻読破を達成します。……するはずです←
 
 
うーん、長かったなぁ。
 
 
さて、本書「四人の申し分なき重罪人」。
四人の様々な職業の人が登場しますが、
なるほど、難しい!!
 
 
話は四人がどのような経緯で誤解され、本当の事実を話す形で進んでいきます。話のあらすじが四人の「誤解」なので今回もあらすじは省きました。
 
 
ここでもチェスタトンの得意技「逆説」を駆使して「政治と宗教」を論じ、「幻想」に誘います。
 
 
「我々のほとんどの者は、なんらかの誤解を受けている」
個人的に印象に残っている台詞です。
 
 
「四人の申し分なき重罪人」でした(・∀・)/
次回、H.M卿が再び本ブログに押しかけます(*^o^*)/~