友人用にお出掛け記録ノート | ryoko’s 手製本ジャーナル

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手製本にまつわるいろいろと日常生活を綴っています。

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2017/05-2019/10 上海
2019/11- 西宮

15年来お付き合いが続いている素敵なママ友と、2ヶ月ほど前に久しぶりに会いました。
 
2人とも話が尽きなくて、喋る喋る爆笑
 
そんな中で私の自作スケジュール帳を見て、ものすごく感心し、気に入ってくれた彼女。ツボにハマったご様子で、同じデザインのノートが欲しい!と、注文してくれました。ありがたい。
 
子どもたちが大きくなり、最近はご主人とのお出掛けが中心になり、楽しんでいるそう。
訪れた所について記録を残したいので、それに合うノートをアレコレ探しているけれど、気に入った物が見つからないとか。
 
なので、作って欲しい!と。
素敵な使い道です。
 
ハッキリとした目的に合わせて、丁度良い物が作れるのはハンドメイドだからこそ。私もやり甲斐あります。
 
ということで、中身から作りました。
中身から、と言うのは、紙を切って折り、束ねて糸で綴じ、本文を作るところから、という意味です。


ノート作りの場合、中身は市販のノートを利用して、見返しや表紙をオリジナルの物で仕上げる場合が多いのですが、
 
今回は、サイズ的に市販品では適当でなかったのと、市販品より厚手の紙を本文に使用することによって、チケットやマステを貼りやすく、裏写りもしないようにするため、中身から作りました。
 
あんまり、写真を撮ってなくて、プロセスが分かりませんが、上の画像は本文を作り終わったところ。見返しはクリーム色の和風小紋柄。優しい雰囲気に。
 
花布、しおりをつけて、
 

表紙をつけて完成。
左は先に作った私のスケジュール帳。右が今回のノート。そっくり。
 

スタイルは溝の無い角背。正式名称知りません。
イギリス🇬🇧土産のスケッチブックがこんな製本でした。それを自分流にアレンジして制作。開きが良いのが特徴。
 

本文紙は無地のスケッチブック用紙を使用。だから色々な筆記具に対して相性は良いし、しっかりとしています。
 
綴じ糸をブルー系にすれば良かった、と後で気づく。手作りならではの要素なのに...次回にいかしましょう。
 
先日お渡しして、喜んで頂けました。
128ページあるので、何年かは使っていただけることでしょう。
 
彼女の新たな生活にお供できる物が作れて嬉しいな。
 
📚4月以降、製本ワークショップを予定しています。
ご興味のある方はこちらをご覧くださいね。

https://ameblo.jp/bookbinding-rema/entry-12581101594.html