
著書名
僕とおじいちゃんと魔法の塔①著者名
香月日輪出版社
角川文庫ジャンル
ファンタジ一青春ストーリーオススメ度 100%
自分の居場所を探しているあなたへ
あらすじ

主人公は小学校六年生の陣内龍神くん。両親と弟・妹の5人家族。優秀な弟、やんちゃな妹、真面目な両親に囲まれて何不自由なく、そんな家族を自慢に思っている。だけど、なんだか最近家族といる時に感じる違和感…スッキリしない感じ。
そんな龍神の趣味は自転車でフラフラと出掛ける事。家族にはサイクリング、と言ってあるが目的もなくフラフラ出掛ける事。
そんなある日、お決まりのフラフラコースで不思議な塔を見つける。お化け屋敷のようなその塔は実は龍神の亡くなった祖父の持ち物で、なんと亡くなった祖父が今も住んでいた。
塔での祖父との交流の中で龍神は人生における大切なものを学び、急成長を遂げていく。
そんなある日、学校で事件が起こる。
運動会の徒競走の順位付けを止めて、皆で手を繋いで走りましょうという事になったのだ。
転校生の一人が足が不自由な為、順位付けは不平等であるというからだ。
さて、そこで龍神がとった選択とは。
善とは。悪とは何ぞや??
bookbeeの感想
新年明けましておめでとうございます。
新年最初にご紹介するのは、私が大好きな「僕とおじいちゃんと魔法の塔①」です。写真の本がボロボロなのは、何度も読み返している為です。
さて、今回の物語ですが是非お子さんを持つ方にも読んで頂きたい。
龍神くんはどこにでもいそうな普通の男の子です。彼のすごいところは、普通であること。そして、自分以外の人間の普通も普通なんだと捉えるところ。捉えた後に落とし込む。普通はすごい!!!
作者の香月日輪さんはお気に入りの作者さんです。彼の作り出す物語には共通のテーマみたいなものがあると感じています。
それは、「あるものはある。自分が知らないだけで、広がっている世界は無限にある」ということ。決して説教臭くなく、小学生から読めてしまうような分かりやすいストーリーなのに、奥深い。
きっと、自分のポリシーやモット一になるような言葉も見つけられる一冊ですよ。
勘のいい方はタイトルから既にお察しかと思いますが、シリーズ化されております。作者は本来この一冊で完結のつもりだったようですが、要望多数の為、シリーズに踏み切ったようです。①だけで納得の仕上がりになっています。世界観にファンになった方は是非②以降も!私は全部持っています(笑)
是非、ご一読を。
あなたの世界が広がりますように!
