ただただ本好きが本について語る/読書会 | できれば本に埋もれて眠りたい

ただただ本好きが本について語る/読書会

読書会


恩田陸

山田正紀


読書会/山田 正紀
¥1,575
Amazon.co.jp

半村良「石の血脈」「岬一郎の抵抗」

アイザック・アシモフ「鋼鉄都市」「はだかの太陽」

時間を超える小説を求めて

ル=グィン「ゲド戦記」

沼正三「家畜人ヤプー」

小松左京「果てしなき流れの果てに」

山田正紀「神狩り」

スティーブンキング「呪われた町」「ファイアスターター」

萩尾望都「バルバラ異界」

特別対談 萩尾望都&恩田陸

恩田陸「常野物語」

と上記の本について語るのですが、エンタメ・SF系では恩田陸しかとスティーブンキングしか知らないのに読んでみようと思ったのは読書会というものに興味があったからです。


読書会、というのは何を語って成り立っているのだろうと


で読み始めると、何の事はない、好きな本についてただたた色々語ってるだけでした。

でも面白かったですね。


司会者がいてそれなりに「恩田さんならどう書かれますか」と振って、それはそれで面白いのですが、作品への過剰な愛が溢れ出すあたりは、同じ本好きとしてなかなか楽しいです。


恩田陸のするすると書名が出てくるあたりはさすが多読家の面目躍如、とも思いますし、マンガへの愛も大きく、萩尾望都との対談は、たんなる1ファンとして接しているように見えました。


山田正紀もあとがきで、それなりに年を取っているので対抗しようと考えていたが、途中からそれをあきらめてから楽しくなった、とやはり楽しんでいる様子がうかがえます。


自著についても語っていて恩田陸は、「雰囲気勝負」といっていて、「蒲公英草紙」を書くときは小説の世界に入るのに苦労して、明治時代の写真をならべてウンウンうなっていたとか、山田正紀も2-3日はその世界に入るのに時間がかかる、といっていました。


家畜人ヤプー」をべた褒めしていたのですが、あんな特殊な本を手放しで誉めるなんて、と思ってしまいますがいろいろ気になる本ができました。とりあえず機会があれば「神狩り」でも読んでみます。関係代名詞が13もある神の言葉、みたいなSFだそうです。


知っている本が多いほど楽しい本なので、この本の最低限の内容しか楽んでいませんが、それでもなんだか十分楽しめました。