文庫本色々 | できれば本に埋もれて眠りたい

文庫本色々


坪内 祐三
文庫本を狙え!
福田和也との対談で興味を持った坪内祐三の文庫本書評本。
現代小説とミステリとホラーを読まないという、特殊な書評家。
まだ読んでいなくて面白そうなのを列記しました。
amazonでないものも結構ありますねぇ。

●「大都会隠居術」荒俣宏
 アンソロジーとして優れている。永井荷風、谷崎潤一郎、内田百閒、宇野浩二などの短編を紹介。
荒俣 宏
大都会隠居術


●「性商伝」いその・えいたろう
 「性を科学するAVの巨匠」「歌舞伎町に君臨するホスト王」「元祖ピンクサロンの創始者」などを紹介。
いその えいたろう
性商伝

●「海峡を越えたホームラン」関川夏央
 優秀なノンフィクション作家とのこと


●「日日雑記 」武田百合子
 時代がかったユーモアがいい。
武田 百合子
日日雑記


●「カポーティ短編集」トルーマン・カポーティ
 現代小説とミステリーを読まない坪内氏が現代小説を読みたくなったときに読むそうです。



●「学校では教えない文章術」篠沢秀夫
 クイズダービーで有名な篠沢教授は実は切れ者で、フランス文学関係で良著が多いとのこと
篠沢 秀夫
学校では教えない文章術―模倣こそ文章上達の王道である


●「のほほん雑記帳(のおと) 」大槻ケンヂ
 名文で、素直で味のある文章。読んでみたいと思ってました。

大槻 ケンヂ
のほほん雑記帳(のおと)


●「私の岩波物語」山本夏彦
 本文に「自分が直接あるいは間接に経験したことについて限って述べ」と面白そう

山本 夏彦
私の岩波物語


●「ギッシング短編集」ジョージ・ギッシング
 本好きの人にオススメとのこと

トマス ハーディ, ジョン ゴールズワージー, ヒュー ウォルポール, ジョージ ギッシング, サマセット モーム, 平戸 喜文, William Somerset Maugham
イギリス名作短編集


●「捕中網の円光 標本商ル・ムールトとその時代」奥本大三郎
 伝記文学のなかでも、興味のない分野だけれども面白かったそうです



●「抹香町/路傍」川崎長太郎
 日本のブコウスキー。つげ義春好きの人にはオススメ
川崎 長太郎
抹香町 路傍


●「日本すみずみ紀行」川本三郎
 牛窓、城端、粟島、甑島など日本の「昔し町」紀行
川本 三郎
日本すみずみ紀行


●「書物」森銃三、柴田宵曲
 谷沢永一も「愛書家の座右に欠かせぬ好著」とオススメ

森 銑三, 柴田 宵曲
書物


●「食味歳時記」獅子文六
 食べ物エッセイで吉田健一「私の食物記」子母沢寛「味覚快楽」壇一雄「美味放浪」、「魯山人味道」などとともに好著

獅子 文六
食味歳時記


●「新編 炉辺山話」岡茂雄

 「本屋風情」とともに好著。へたな学者よりも学識のある著者の山話。

岡 茂雄
新編 炉辺山話


●「摘録 劉生日記」岸田劉生/酒井忠康編
 永井荷風「断腸亭日記」を筆頭にしたオモシロ日記のベスト5の1つ

岸田 劉生, 酒井 忠康
摘録劉生日記


●「日本ぶらりぶらり」山下清
 じつは文章家とのこと。
山下 清
日本ぶらりぶらり


●「明治の人物誌」星新一
 星製薬の創始者星一の息子としての明治人物誌はオモシロそう。



●「読書談義」谷沢永一/渡辺昇一
 坪内は若い頃谷沢のファンだったそうです。他にも「読書人の園遊」「紙つぶて」「読書人の壷内」などがオススメ。
渡部 昇一, 谷沢 永一
読書談義


●「古本探偵の冒険」横田順彌
 興味ある特定の事件や固有名詞を頼りに知識を広げていく、オタクとは違った知識への情熱が見所
横田 順弥
古本探偵の冒険


●「かっこいいスキヤキ」泉昌之
 泉晴紀が絵、久住昌之が原作の漫画です。みうらじゅん、パフィー絶賛のガロ系のおもしろい漫画だそうです。

泉 昌之
かっこいいスキヤキ


●「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ
 世界の作家で現役で優れた作家の10人をえらべば、そのうちの一人に入ってくる作家。

ミラン クンデラ, Milan Kundera, 千野 栄一
存在の耐えられない軽さ


●「知の自由人たち」山口昌男
 「縦型社会にからめとられず、ヨコへヨコへと~ネットワークを形成していく形成していく人」今の話ではなく、昔の人が出ているところが魅力

山口 昌男
知の自由人たち


●「賢者の誘惑」呉智英
 都立大教授とのめちゃめちゃな対話が必笑。

呉 智英
賢者の誘惑


●「爆笑問題の日本原論」爆笑問題
 小林信彦が爆笑問題のなかでも、この本が飛びぬけて面白い、と解説。

爆笑問題
爆笑問題の日本原論


●闘う哲学者のウィーン愛憎」中島義道
 「2,3年学問に没入することが必要かと思われた」といってウィーンへ留学するがそこでの苦労話。



●「読書中毒」小林信彦
 評論集。トマス・ハリスからバルザックまで。「大海の小魚」とはどんな小説のパターンなんでしょうか。

小林 信彦
読書中毒―ブックレシピ61