育児書エトセトラ、まあこれも泥縄ですかね
怒濤の泥縄サッカー本も終わり、次のシリーズは『育児書』です。
世には育児書が溢れていますが、なかなかこの1冊、というものも見つかりません。
成長年代別に現在の体と心の状態がどうで何を必要としているか最新の医療情報と現場から知恵を紹介、みたいな本があればいいのですがもちろんそんな本は見つかりません。しょうがないので色々興味本位で手当りしだい眺めているのでそのうちいくつかを紹介します。
●はじめて出会う 育児の百科
こういう辞書みたいな本は1冊は欲しいですね。
年代別に体や心のアウトラインが説明してあり、両親へのアドバイスものっています。
絵もかわいいので女性も読む気になりそうです。
それに赤ちゃんが自分の言葉で現状報告もあります。
「ぼくはまだ目が良く見えないんだよ。でもお母さんの声は分かるの。だから優しく話しかけてね」的な感じです。まあ、この部分は好き好きですが。
巻末には病気の紹介もあるのでいざというときのためになります。
辞典的なものの類似書は多くあるので自分にあったものを選べばいいかな。
●子育てハッピーアドバイス
明橋大二
書店でもみかけるのでよく売れているようです。
まんが風に書かれているので非常に読みやすく
「あかちゃんにはできるだけやさしくしてください」
というのが基本方針で、精神科の先生らしく話し方接し方の知恵も多く書かれています。
子供の接し方により、子供の心の成長が大きくかわるのは、当たり前といえば当たり前で、その基本方針や最低限の注意などを教えてくれるのはなかなか有り難いです。
しかし育児方法はよく変わっているようです。
一昔前は、「抱き癖がつく」といって泣いてもあまり抱かない育児法が主流でしたが、今は「だっこされると「自分は大切にされている」と感じます」ということで、いくらでもだっこしてよいとのことです。
まあ、そうかなと思いますが、ずーと泣いているときはずーと抱いていなければいけないのかと、そこら辺は書かれてはいませんでした。
「抱き癖がつく」という言い訳をつけ赤ちゃんを抱かないでいる昔のお母さんの気持ちもなんだかよく分かります。
●お父さんの子育て日記
ジョー・キタ
アメリカの人気雑誌「メンズヘルス」の人気ライター、ジョーの子育て本です。
いろいろアドバイスというか教訓がかかれているのですが、良きアメリカ人はやっぱりなかなか大変そうです。
もちろんいい話も色々あります。たとえば子供への性の教え方やタイミングに悩んだり(ある本を読ませることで対応していました)、なにかをやめることのアドバイスで悩んだり(子供が習っているスポーツをやめたいといいだしたとき)、子供とのお休みの秘密の握手を共有したりと、内容もオープンで他の育児書にはない話が多く出ています。
このあたりはなかなか面白いのですが、「宗教を離れてみれば神はとても面白い」「やはり、神は存在する」と宗教の話を入れなければいけないのはやはりアメリカ(というより日本以外全部?)ならではでしょう。
それ以外にも、筆者は子供の誕生を心から喜ばなかったという罪悪感にも悩まされています(家族至上主義の影響でしょうか。あまりこのことについて悩む人を日本人ではしりません)。
●子育て40の対話
河合隼雄
箱庭治療で世界的な権威で、一般にも人気のある心理学者、河合隼雄の子育て相談本です。
さすが百戦錬磨の心理学者です。
質問への明言は避け、自分のフィールドにもっていって答えています。
それはずるいと思いながらも感心したのは、どんな回答にも使えるのですが、
「親のカンを磨かなきゃ」といっていることです。
同じことやっても叱るのか、なにも言わないのか、状況によって変わってきます。
そこを親がちゃんと見極めなければいけない、ということでした。
うーんやっぱり親って難しい。気を引き締めなければ。
●はじめて赤ちゃんにふれるママへ
監修 四宮敬介 10年も前の本で、よくある育児書なのですが、たぶん監修の方がいいのでしょう。
細かい部分のフックがきいています。
「パパに読んでもらいたいこと」で
1、家の中をきちんとすること
2、サービス精神を発揮すること(ポイントは頼まれなくてもすること)
とありました。
育児書でお父さんへのお願い、とういのはよくあるのですが、一番目に具体的な家の掃除をもってきて、2番目に「頼まれなくてもサービスすること」を持ってくるあたり、なかなか慧眼です。
副題に「取扱説明書」とありますが、たぶん編集者がコンセプトとしてうちだしたのでしょうが、そんなコンセプトなんてどうでもいいぐらいに、より現場に近い小技のきいた面白い本になっています。
いかがだったでしょうか。
まずはこんな感じで、また面白い本が出てきたらご紹介してみます。
世には育児書が溢れていますが、なかなかこの1冊、というものも見つかりません。
成長年代別に現在の体と心の状態がどうで何を必要としているか最新の医療情報と現場から知恵を紹介、みたいな本があればいいのですがもちろんそんな本は見つかりません。しょうがないので色々興味本位で手当りしだい眺めているのでそのうちいくつかを紹介します。
●はじめて出会う 育児の百科
- 汐見 稔幸, 榊原 洋一, 中川 信子
- はじめて出会う育児の百科 0~6歳
こういう辞書みたいな本は1冊は欲しいですね。
年代別に体や心のアウトラインが説明してあり、両親へのアドバイスものっています。
絵もかわいいので女性も読む気になりそうです。
それに赤ちゃんが自分の言葉で現状報告もあります。
「ぼくはまだ目が良く見えないんだよ。でもお母さんの声は分かるの。だから優しく話しかけてね」的な感じです。まあ、この部分は好き好きですが。
巻末には病気の紹介もあるのでいざというときのためになります。
辞典的なものの類似書は多くあるので自分にあったものを選べばいいかな。
●子育てハッピーアドバイス
明橋大二
- 明橋 大二, 太田 知子
- 子育てハッピーアドバイス
書店でもみかけるのでよく売れているようです。
まんが風に書かれているので非常に読みやすく
「あかちゃんにはできるだけやさしくしてください」
というのが基本方針で、精神科の先生らしく話し方接し方の知恵も多く書かれています。
子供の接し方により、子供の心の成長が大きくかわるのは、当たり前といえば当たり前で、その基本方針や最低限の注意などを教えてくれるのはなかなか有り難いです。
しかし育児方法はよく変わっているようです。
一昔前は、「抱き癖がつく」といって泣いてもあまり抱かない育児法が主流でしたが、今は「だっこされると「自分は大切にされている」と感じます」ということで、いくらでもだっこしてよいとのことです。
まあ、そうかなと思いますが、ずーと泣いているときはずーと抱いていなければいけないのかと、そこら辺は書かれてはいませんでした。
「抱き癖がつく」という言い訳をつけ赤ちゃんを抱かないでいる昔のお母さんの気持ちもなんだかよく分かります。
●お父さんの子育て日記
ジョー・キタ
- ジョー キタ, Joe Kita, 高木 圭
- お父さんの子育て日記―子どもはお父さんが大好き
アメリカの人気雑誌「メンズヘルス」の人気ライター、ジョーの子育て本です。
いろいろアドバイスというか教訓がかかれているのですが、良きアメリカ人はやっぱりなかなか大変そうです。
もちろんいい話も色々あります。たとえば子供への性の教え方やタイミングに悩んだり(ある本を読ませることで対応していました)、なにかをやめることのアドバイスで悩んだり(子供が習っているスポーツをやめたいといいだしたとき)、子供とのお休みの秘密の握手を共有したりと、内容もオープンで他の育児書にはない話が多く出ています。
このあたりはなかなか面白いのですが、「宗教を離れてみれば神はとても面白い」「やはり、神は存在する」と宗教の話を入れなければいけないのはやはりアメリカ(というより日本以外全部?)ならではでしょう。
それ以外にも、筆者は子供の誕生を心から喜ばなかったという罪悪感にも悩まされています(家族至上主義の影響でしょうか。あまりこのことについて悩む人を日本人ではしりません)。
●子育て40の対話
河合隼雄
箱庭治療で世界的な権威で、一般にも人気のある心理学者、河合隼雄の子育て相談本です。
さすが百戦錬磨の心理学者です。
質問への明言は避け、自分のフィールドにもっていって答えています。
それはずるいと思いながらも感心したのは、どんな回答にも使えるのですが、
「親のカンを磨かなきゃ」といっていることです。
同じことやっても叱るのか、なにも言わないのか、状況によって変わってきます。
そこを親がちゃんと見極めなければいけない、ということでした。
うーんやっぱり親って難しい。気を引き締めなければ。
●はじめて赤ちゃんにふれるママへ
監修 四宮敬介 10年も前の本で、よくある育児書なのですが、たぶん監修の方がいいのでしょう。
細かい部分のフックがきいています。
「パパに読んでもらいたいこと」で
1、家の中をきちんとすること
2、サービス精神を発揮すること(ポイントは頼まれなくてもすること)
とありました。
育児書でお父さんへのお願い、とういのはよくあるのですが、一番目に具体的な家の掃除をもってきて、2番目に「頼まれなくてもサービスすること」を持ってくるあたり、なかなか慧眼です。
副題に「取扱説明書」とありますが、たぶん編集者がコンセプトとしてうちだしたのでしょうが、そんなコンセプトなんてどうでもいいぐらいに、より現場に近い小技のきいた面白い本になっています。
いかがだったでしょうか。
まずはこんな感じで、また面白い本が出てきたらご紹介してみます。

