いとうせいこう、きみはなにをやっているんだ | できれば本に埋もれて眠りたい

いとうせいこう、きみはなにをやっているんだ

itouseikou岩だらけの懐かしい星いとうせいこう


もしも、友人のおばさんが南米に出稼ぎにいっていたら。

それも、理由もよく分からずに。


いとうせいこうはそんなところから、明治生まれのおばさんの謎解きを始めます。

地味なノンフィクションライターなら分かりますが、あの、計算高そうな元広告代理店のいとうせいこうが、です。なんで?


金曜深夜番組の「虎の穴」では、あんなに芸能人なのになんでそんなローカルなこと。

そういえば「見仏記」でもなんだかTVでみるよりずっとまじめそうだったなぁ。

当時の手紙、当時の知り合い(まだ生きていたりする)、果てはペルーまでいったりしている。

「なんで俺がここに?」という感覚をもちながら、おばさんの謎が全身を巡っている。

恋愛・結婚・三角関係・財産・農園・雑貨商といろいろなキーワードがでてくるが、本質まではわからない。

どうも南米に行くことは大変な作業だけど、行きつけのスーパーを変える程度の気安さでいったみたいだ。


明治女のその気安さはなんなんだ。


ま、なんでこんな本読んでしまったんだろう、と思ったんですが、表紙を開けたところにあるいとうせいこうのペルーでの写真が、「遠くまできちまった」感がすごくでてて、つい、手にとりました。

しかし、いとうせいこう、余計な想像力は多々あり。

本には必要なかったが、さて現実はどんなの、と検索してみるとこんなの。


http://www.froggy.co.jp/seiko/


うーん意外に面白い。

思ったよりバカにできなく困りました。