突然、木について知りたくなったとき、「森の博物館」 | できれば本に埋もれて眠りたい

突然、木について知りたくなったとき、「森の博物館」

森の博物館稲本正
昨年ぐらいから、柳宗悦にはまり、急に「民芸」だの「手仕事」だのいう世界に興味を持つようになってきました。
そうすると「材は欅の一枚板を・・・」などという話がでてくるようになります。
そこで、杉と檜の違いとは、みたいなことを知りたくなって珍しく購入した本です。

内容は、30種の木の説明。杉、檜といったポピュラーなものから、かつては使われていた、栗や一位、初耳のネズコや栓などの山での植生から材木としての利用のされ方、歴史などについて書かれています。

たとえば、今は花粉で目の敵にされる杉は、材木としては強度もそこそこあり、水にも強く、見た目もすっきりとしていて日本人向きで、材料としては人気があったからこそ、あれだけ植林されたということです。

また、私の好きな欅は強度の強い木で、木目もしっかりと力強く出ることから家具などに使われることが多い。

檜は、水・虫に強く、寺や神社など長く残すものに使われることが多いそうです。世界最古の木造建築物である法隆寺も材は檜です。あの独特の香りにより人には好まれ(檜風呂!)、虫が寄りつかなくなるそうです。

などという話が色々のっていて、つい手元において、植物園にでかけたくなる本です。