ハムを焼いても C.W.ニコル
「僕のワイルド・ライフ」「冒険家の食卓」
この2冊の本から、C.W.ニコルの本を読み初めました。
「僕のワイルド・ライフ」のほうは、比較的若い時期に様々な国で、自然監察官や調査員・科学者の助手なんかをやっていたときの話です。
「冒険家の食卓」は、そういった数ある生活で、特に食事について語ったものです。
ホッキョクグマとの対峙とその後処理、エチオピアでの霧の中の蝉のうつつ、雪原を縦断中に飲む濃厚スープ、料理人に逆らってはいけない恐ろしい理由。
この2冊には、C.W.ニコルの一番おいしいところが、贅沢な語り口でかかれています。
この人ほど、自由に自然を楽しめるのなら、自然観察官もいいな、と幼いころ真剣に悩んだものです。
彼ほどのレベルで自然に関わって、いい本にした人は、そんなに知りません。
貴重な人です。
正直、その生涯がうらやましい。
まだ生きていますが。
結構テレビで見る人ですが、この2冊を読んでから、ご判断ください。
そういえば開高健の最高傑作「夏の闇」でいい解説を書いていました。
個人的には「ハムなんか食って・・・」と思っていましたが、野田知祐もチキンラーメン食っていたし、椎名誠もジーンズはいていたから、まぁいいかと思うけど、けっこうCMで誤解される人も多いんじゃないかな。