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匂い？香り？

シャーロック・ホームズを始め、

多くの人とはちょっと違うけれど推理力抜群！！

という探偵が出てくる作品。

最初に登場するシーンで、

探偵の変人っぷりに引いている依頼人に特技を披露。

職業は何か。

家族構成。

どこから来たのか。

どうやって来たのか。

時には、出身地なども当ててみたりして

一気に信頼度ＵＰ。

その時に参考になるのが匂いだったり。

体臭・香水等々

時々、現状に残されている残り香が決め手になることも。

いい方向で発揮されればいいのですが｡｡｡

体臭というものは、

食生活・職業・年齢等々が影響するわけで。

それでも、

夏はもちろん、彼氏彼女とのデートや、大切なイベントの時には

どうにか抑えたいと思いつつ、なかなかに思い通りにいかない・・・現実・・・

そして昨今増えている、消臭対策商品。

どれがいいのか、もはや選べません。

頼りにするのは、やはり口コミやランキング。

（参考サイト）

https://wakigataisaku-clinic.com/home/medicine-ranking

できれば、

常にいい香りでいたいものです｡｡｡

「この独特のいい香りの人は・・・」みたいな。

そもそも、

探られる対象にはなりたくないですが。。。

永遠の０

永遠の0 (講談社文庫)/百田尚樹: ￥920; Amazon.co.jp; 重い話を読みたくて選びました。; 1月に読んでいたのですが、映画やらなんやらで盛り上がっていたのでちょっと控えてみました｡｡｡

というのはいいわけですが｡

話の流れとしてはよくある、

プータローの主人公が、姉の手伝いで戦時中に亡くなった祖父の足跡をたどり、成長していくような作りです。

その祖父が特攻で亡くなった、という部分で賛否両論、戦争賛美だとか戦争否定だとか多種多様な意見が出ていましたが、そこはあえて飛ばします。

この本で個人的には、「何のために生きて、何のために死ぬのか」を問われているように感じました。

戦闘機乗りとして抜群な腕を持った職業軍人でもある祖父。

最後は特攻隊として亡くなっているので、さぞや尊敬されているかと思いきや、出てくる話は「臆病者」のレッテル。

まさに、映画のキャッチにもなっている、最後まで生きることに執着した祖父が死ぬ道を選んだ理由は何だったのか、に付きます。

生きるも地獄、死ぬも地獄、という状況でギリギリまで生にこだわった彼が

死を選んだ時に葛藤したであろうエピソードは、

個人的には、武士道だな、と思ったのですがどうでしょう。

読み初め）バルト海の復讐（田中芳樹作）

今年は50冊読みたい｡｡｡の目標を立てまして

読み初めは田中芳樹さんでいってみました。

「バルト海の復讐」です。

田中芳樹さんといえば、銀河英雄伝説、と思っている方もおられるかもしれませんが中国史ものも結構書かれていまして、コメディとシリアルのギャップがなかなか面白いので好きな作家さんの一人です。

で、この本。

時代はハンザ同盟の最盛期でしょうか｡｡｡ダビンチが40歳代とか言っているので15世紀、まだ騎士とかがいた時代ですね。

若くして商船の船長をまかされたエリックが仲間に裏切られるところから始まる復讐ものです。

内容的にはモンテクリフト伯と似たような感じなのですが、

ライトノベルですのでそこまで重くない。

かつ、「もう復讐できちゃったの？」的な感じであっさり読破しちゃいました。

ちょっと物足りなかったので

次は少し重いものを読んでみよう｡｡｡

バルト海の復讐 (カッパノベルス)/田中芳樹: ￥820; Amazon.co.jp

封神演義（上）（中）（下）

かなり昔、おそらく10年位前に買ったはずの本。
ずっと横に置いていたのですが、やっと手にとって読んでみました。

おなじみ三国志の時代のはるか昔の話、殷から周に変わる易姓革命（えきせいかくめい）を基盤にした
演義本です。
昔、漫画とかアニメとかゲームとかになったかと｡｡｡

中国殷の時代といえば、記録が残っている中国最古の王朝でしょうか。

その時代、天子様は天の意思で決まるもの、ということで、反逆＝天に逆らう行為だという認識があり、

天から選ばれた天子が、天の意志に背き人民を不幸にする行いを行い徳を失った王朝に天が見切りをつけたとき、革命がおこり、天子が別の誰かに位を譲る（禅譲）か、もしくは誰かに武力によって方伐される、という考えがありました。

それを易姓革命とよんだりしますが｡｡｡

天子は悪名たかい、殷の紂王（ちゅうおう）、最初は名君だったが、妲己という美人におぼれ、なんでも彼女のいいなりになった。代表的な言葉が「酒池肉林」。まあ見て字のごとく、の状態で、周の武王に滅ぼされるわけで。

その滅ぼした周にいた軍師が太公望。

主人公はその太公望ですが、封神演義というくらいで、太公望さんは仙人として登場します。

人間界での争いと同時に仙人界でもちょうど1500年に一度のどうしても避けられない劫として多くの血を流さなければいけない年回りになっていたことで、この易姓革命を仙人会の流血の戦いの場とされてしまう。

そして、仙人会の2派と人間界で流された血の中から、365人を神に封じる「封神」の儀式をおこなうことになり、その儀式の執行者として、天から指名されたのが、姜子牙（太公望）ということで、戦場に出てくる兵士たちは人間ではあるものの、実質仙人たちの戦いです。

だもので、まあ出てくる出てくる変なひとたち。

地面にもぐる人、空を飛ぶ人、なんにでも化身できる人・・・・・・・・

歴史はしらなくても、ある意味、大人の童話的な感覚で読めます。

意外と面白かったな～｡｡｡


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封神演義中講談社文庫 / 安能務【文庫】

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茶色の服の男

茶色の服の男 (ハヤカワ文庫クリスティー文庫) (文庫) / アガサ・クリスティー/著深町...: ￥987; 楽天

アガサ・クリスティの冒険ものです。

主人公アン・ベディングフェルドは、研究のことしか頭にない高名な考古学者を父に持ち、その父の世話におわれる日々をすごしていたが、その父が病気で急死した。

当然、お金は全くない状態になっていた。

が、ロンドン駅で、目の前に立っていた男が誰かを見て驚いた拍子にホームから落ちて死んでしまう。

その時に、茶色の服の男が医者と名乗って男の遺体を観にいったが、その様子に違和感を感じ、その男が落とした紙片に書かれた数字と文字を元に謎解きをすべく、はるかアフリカ行きの船に乗るという冒険を始めた。

この主人公、これまで父親の世話のために自分の自由がなかった分、思いっきりはじけてくれています。

持ち金全部はたいて船に乗り、現地でどうするのかの計画もなく、ただ「謎解きをしたい」の思いだけで突進する行動力はすごいです。

そして、船でいっしょになった乗客達も、当然悪人も入っていますが、なかなかいい味を出してます。

ホームから落ちた男が見たのが誰で、何に驚いたのか、茶色の服の男は何者で、アフリカと何の関係があるのか、アンの目を通して楽しんでみてはいかがでしょう？

ポアロ登場

ポアロ登場: ￥819; 楽天

アガサ・クリスティの短編集です。

ポアロ三昧です。

１４作品はいっています。

さすがに短編ですから、話が早い早い！！

ヘイスティングズがついていけないのがよくわかります。

部屋に籠って解決するものもあれば、はるばるエジプトまで行って解決するものもあり

宝石探しから、首相探し、もちろん殺人事件の解決もあります。

ドラマにもなっているので、

デビット・スーシェさん版（ＮＨＫでシリーズを放送していたこともあるのでご存知の方もおられるのでは）

とあわせてみるとさらに楽しめるかもです。

サラサラ読めるので、初めて読まれる方にはお勧めです。

今、一つだけ願が叶うなら？

ブログネタ：今、一つだけ願いが叶うなら？参加中

星新一さんのショートショートでたまに出てくる話ですね｡｡｡

いくつかありましたが･･･

うっかりさんが主人公の時は、「何をお願いしたいと思ったのか思い出したい～」と言ったら、そのお願いをきいてもらって、思い出したら終了。

とか

非科学的な事を全く受け入れられない人が主人公の時は、「この非科学的な事態が起こったという記憶をけしてくれ」で終了。

だったり｡｡｡

童話にもありましたね。

「３つのお願い」とか

1つめは冗談で言ったことが本当になって

2つめは喧嘩して言ってしまったことで友達が消えて

3つめは元にもどる

みたいな話でしたっけ｡｡｡

で、自分ですよ。

何？と考えると、欲がありすぎてどうにも｡｡｡

なのですが、

強いて言えば、「才能がほしい！」

何でも良いのですが、今やりたいことに一番適した才能が欲しい～

欲張りすぎですかね～

もしくは、

1日100冊読める才能でもいいんですけど｡｡｡

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月と地球の距離がはなれていく～

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もういやだ!この疲れた心を休め、甦らせてくれる心の専門家50人

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最近、心が疲れてしまった人、心が折れてしまった人、が増えてますよね。
多分、不況もあって、更に疲れてしまっている人も多いでしょう。
かくいう私本人も、少々疲れておりまして｡｡｡
この本は、そんな人たちをフォローしてくれる人、カウンセラーとか、先生とかの紹介本です。
先日、たまたま某放送局で、「薬を減らす治療法」みたいな特番が組まれていて、たまたま観ていたのですが、
その後でこの本を知りまして。
コンセプトが、薬を使わずに癒していく方法をとっているところしか載せない、ということで、カウンセリングの話ばかりです。

この本を読んで、癒されてください、みたいなものではないです。
ただ、こういう先生がいるよ、本です。
でもでもでも、中に出てくる事例とかを読んでいると、とても深いです。

人って、生きていく中で自分では知らず知らずのうちに色々なストレスを受けているわけで、それがいわゆる「トラウマ」とよばれていたりするようで｡｡｡

だから、とてつもないストレスがかかったときに不意にそのトラウマが表に出てきて結果、折れてしまう、みたいな。

それも自分で気づいていないものだから、何が起こったのかも自分で認識することもできず、パニックになるのでしょうね。

それが、いわゆる「ウツ」とよばれるものだとしたら、そりゃ、お薬では治らないものでしょう。

どうするか、というと、ひたすら話を引き出すしかない、聞くしかない。

引き出して、その根本にあるものを探し出して、その根っこをどうにかしてあげることで癒す。

そんな方法をとっている先生の紹介です。

中で色々な事例が出ているので、「なるほどね」と思うことも結構あり、違う意味で勉強になりました。

中でも何人かの先生が話されていますが、アメリカとかってドラマを見ていてもそうですが、カウンセラーって結構普通に個人で通っている人もいるくらい普通なのですが、日本では何か特別な感じがしますよね。

どうも敷居が高いというか、特別な病院、みたいな感じがするというか｡｡｡

でも、普通に歯医者さんとか人間ドックとかみたいに定期健診的な感じで通えるようになったら、それこそ折れてしまう前にどうにかなるのかもしれないのでは｡｡｡みたいな感じもしてみたり。

自分でも、ちょっと診てもらいたいんですけど｡｡｡と思うものもあったり｡｡｡

ちょっと眉唾ものも中にはありましたが｡｡｡｡｡｡｡前世って｡｡｡みたいな｡｡｡｡｡｡｡｡｡｡過去ではあるけど｡｡｡｡｡｡｡｡｡｡｡

読み物としても充分読み応えはありました。

人間の心って、色々ありますよね｡｡｡

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