敏感な気質で社会に出る事と引こもること | HSP✖️不登校サポーターaikoᵕ̈*親と子を繋ぐ居場所作りをしています‍‍

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集団の場が苦手、人と話したいのに緊張して上手く話せない、場面緘黙症、共感性の高いHSPの気質をもつaikoだからこそ不登校になる子供の気持ちをくみとってきました。これから不登校の子と親を繋ぐ居場所を作ります ̖́-‬

こんにちは(^^)
久しぶりに緘黙症についての思いを書いてみたいと思います。

その人それぞれでいろんな考え方があるので私の思いが誰かの正解になるとは思っておらず、一個人の思いとして見ていただけたら嬉しいです。

最近、手相を見てもらいに行ってきました。
手相にはいろんな自分の情報があるので、強みを自覚して動いていけたらいいなという気持ちがありました。

そこで鑑定して頂く方に話の流れで場面緘黙症だったことやHSP(敏感な気質)についてお話をしました。

その方に場面緘黙症だったようには思えないと言われました。

『昔とは別人なんです』と言いました。

これは、話すと皆さんに言われてしまうことです。

そんなふうにとても見えないと。

確かに見えないと思います。

でも、今に至るまでに大変な努力と苦労をしてきています。

簡単に今のようになれたわけではなくて試行錯誤の連続で心が壊れるような経験を何度もし、生きていることが地獄だと感じる日々もありました。

それは、私の昔を知っている一部の方しか知らない姿で、今の私だけを見たらとてもそんなふうに思えないと感じられる方がほとんどだと思います。

私は、HSPとHSSという好奇心旺盛な気質を持っています。
なので人のことが大好きで、いろんな場所へ行くことが大好きで、そのおかげで今の自分があると思っています。
5人兄弟の中で育ちある意味、恵まれた環境でもあったと思います。

HSPの要素だけもつ方は、内向的で外に出ていくことが苦手な方が多いと思います。
場面緘黙症でHSP気質だと、環境にもよりますが
外からの刺激が強すぎて家から出れなくなってしまい、社会との関わりが難しくなる方もおられると思います。

HSSの気質をもつ私は、外に出ていくことに対して抵抗がありませんでした。
もしかしたら、同じ場面緘黙症でも外に出るのが難しい方からすると、いいなと思われるかもしれません。

確かに外に出ることはできましたが、
HSPの気質は変わらないのでとても傷つくことが多い人生でした。

しかもその傷は簡単になくなってくれません。
一時期、いろんな事が重なり、対人恐怖症になり外に出れなくなり、人と関わることが好きだった自分が人と関わることに怖さを感じるようになったこともありました。

それでも生きていかないといけないという気持ちでなんとか無理にでも動いてきました。

自分の心をどう知ればいいのかも分からずに
どうしたら楽に生きていけるのか分からずに
当時は、場面緘黙症だったことも知らなかったので頑張って普通に生きていくことだけをするしかなかったです。

引きこもりになりたかった時期がありましたが、幸か不幸か周りがそれを許してくれませんでした。
頑張らないといけないと言われ続けてきたのです。

頑張りすぎたせいで、キャパを越えてしまい
出産して重度の産後うつになり
それがきっかけで自分の本当の人生を取り戻していくことになりました。

外に出れているから良かったよとは言えないです。
外に出れない方も自分の中で必死に戦い傷つきどうしたらいいのか悩まれていたり、悩みすぎて考えなくなってしまったり、苦しみが沢山あるのだと思います。

それは、外に出た私も同じでした。

社会に出れたからいい。
家に引きこもっているからよくない。
とかではなく、敏感すぎる方はどんな状況にいても苦しまれていると感じます。

今でも自分の敏感さと向き合い日々の生活は工夫をしています。

特に体調に激しく出て、
今日は、何で体調が悪いんだろう?と考えていたら
生理になっていてほっとします。
熱が出ていてほっとします。

体調が悪いのは、メンタル面じゃなかったんだとほっとするんです。
深く考えると風邪や生理の体調不良もメンタル面が関係することもあるんですが、

とりあえず風邪だと言えば周りに対して休める理由ができます。
周りも風邪だからという理由で動いてくれます。

理由がない体調不良だと理解されなかった過去のトラウマのようなものが残っているのです。

無理しなくていいよと言われても
そうしたら本当に何もしなくなっちゃうのです。
それくらい疲れていたり刺激に弱いのです。

外に出ていたら外行きの顔になるし
意外と平気なのですが、家に帰るとげっそりしてます。

なので勘違いされたりもするんですが、やっぱり今でも私は超絶に敏感です。

化粧品も季節が変われば合わなくなり他のメーカーにしなければならなかったり、心だけではなく身体にも出ます。

今も自分の生きずらさを少しでも減らす為、試行錯誤しています。

怖いけどやってみる。
向き合ってみる。
休んでみる。
人とあえて会わない時間を作ってみる。
サプリを試してみる。
生活習慣を整える。
睡眠時間を確保する。
1週間の予定を考えながら入れる。
心と向き合う為にカウンセリングを受ける。
心のことで気になったことはすぐに聞く。

これ以外にも書ききれないほどいろんなことを試してます。

この先の人生は、敏感な人が楽に生きられるようになる為に自分の時間を使っていきたいと思っています。

とても敏感な人は、どんな状況にいても悩んでおられ、
話せないこと、自分の思いを自分の口で伝えれないことの苦しさを抱えておられると感じています。

それは、話せるようになった私でも人に自分の思いを話すことのハードルの高さを感じています。

いろんな場で場面緘黙症のことやHSPの事を話す機会が増えましたが、知らない方がほとんです。
知っている方は、心理学をされていたりセラピストだったりと心のことに詳しい方だったりがほとんどです。

こんなふうに話すことで認知度として知られていけばいいなと感じています。