妊娠から流産までの思い④ | HSP✖️不登校サポーターaikoᵕ̈*親と子を繋ぐ居場所作りをしています‍‍

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集団の場が苦手、人と話したいのに緊張して上手く話せない、場面緘黙症、共感性の高いHSPの気質をもつaikoだからこそ不登校になる子供の気持ちをくみとってきました。これから不登校の子と親を繋ぐ居場所を作ります ̖́-‬

過去記事の再アップです⬇️








妊娠できたことに感動以上の想いを感じていた私でした。



ですが、初期から感じるやや強めのお腹の張りに不安があり、早めに病院に行きました。




「この時期はね、育つ赤ちゃんは育つし、育たない赤ちゃんは、育たないんよ」

と先生から言われました。



何人もの妊婦さんを診察してきた先生の言葉には重みがありました。



先生の言葉が嬉しかったです。



なるようにしかならないということ。



自分にはどうしようもできない事があるということ。



先生の言うとおりで生まれる命は、ちゃんと育ち、そうじゃなければ育たないということを心から理解できていたからすっと自分中で受け止められました。



不安だけど待つしかない。



私は、息子の妊娠が分かった時のことを思い出していました。



来週の今頃には、このお腹の中の命が続いているのか、亡くなっているのか決まる。



そんなふうに思いながら毎日、不安な中で次回の検診を待っていました。



胎嚢が見えて心拍が見えたら一つ大きな山を乗り越えられる。




過去と同じ気持ちがよみがえりました。



来月の半ばあたりには、私はどんな心境でいるんだろうか?



妊婦になれた!という喜びの気持ちを味わえているのだろうか?



それとも手術を受けたり、流産しているのだろうか?



どちらか一つしかない自分の未来を思い覚悟をしていました。




検診から3日後、少量の出血がありました。



まさか流産!?



まっさきに頭によぎりました。



もしかしたら流産かもしれないと旦那さんに伝えて、不安がつのる中、妊婦友達に電話をしました。




血が出はじめたのは夜だったので、次の日の朝一で受診することにしました。



こういう時、すぐに病院に行くべきかどうか迷いました。



初期だからというのもあり、どうすればいいのか分かりませんでした。




朝になり、出血がひどくなっていたのを見て完全に流産をしていることをさとりました。

一人で車に乗って病院へ行くことが怖くなりました。



運転中、激痛におそわれたらどうしようと。



仕事に出た旦那さんに電話をかけてお願いしても仕事をぬけられないと言われました。



その時は、正直腹がたちました。



何でこんな大事な時にかけつけてくれないのって。



自分じゃどうにもならないから頼んでるのに。


タクシーで行けって、行ってる最中に体調が悪くなったらどうするの!?
それにタクシーなんて嫌だ。
精神的に流産をしてる中、タクシーで30分かけて病院に向かうことができませんでした。


動けないほどではないのに初期流産で救急車を呼ぶなんて考えられないし。


そういえば、前もそんなことがあったよねって過去の嫌な記憶を思い出してグルグルと思考が嫌な方へむかっていました。



あー、私って助けてって言っても肝心な時に一番助けてもらいたい人に助けてもらえないよね、いつも。


旦那さんだけじゃない。



昔からそうだった。




泣いても叫んでも一番辛い時に誰もそばにいてくれない。



前回の流産の時だって、手術後に一人で帰れないから仕方なくお姑さんにお願いしたんだった。


それも旦那さんは、仕事が理由でつきそってくれなかった。



その後、腹痛がきたのにお姑さんの前だから無理して言わないように我慢してたっけ。


そんな姿を見られたくなかったら我慢していたんだよね。



そして流産したことも今だに世間話のように時々持ち出される。


向こうは悪気はないんだけど、そういうことが私自身を傷つけていったんだ。



今、思えば一人で帰ればよかったな。



結局、自分しか頼りにならないじゃん。




フツフツと湧き出す傷ついた時の感情。




何でみんな冷たいんだろう?



人の気持ちが分からないんだろう?




どうでもいい時に気をかけて、気をかけてほしい時に気にかけてくれない。




心のどこかで人の気持ちが分からない人間たちばかりだと身内に対して感じていたのでした。



私だったら仕事を優先しないのに。



命より大切なことってあるのか。



大きな病気だったら動いてくれるんだろう。


お腹が大きかったら動いてくれるんだろう。



仕方がない時もあるけど、ここは助けてほしいところだった。




思い出したくないことを思い出してしまいました。



自分も付き添いたいけど、どうしても仕事をぬけるわけにはいかないから分かってくれと切なそうに旦那さんに言われました。



くそー!



自分が強くなるしかないじゃんか!



負けるな私!



くじけるな私!



決心して妊娠していた友達に電話をかけました。



「朝早くから申し訳ないんだけど、病院に連れて行ってもらえないかな?」



ゆいつ妊娠を報告していたその友達にしか頼むことができませんでした。