3  錯覚

 

    この資本主義とは、結局は錯覚を楽しむ世界である。

 

   華やかな表には、どろどした無責任な裏がある。 進化しているように思われるが、

 

  実は隠すのや誤魔化すのが非常に上手くなってきているだけなのだ。

 

   それにより、隣人を憎むことから始まるような、競争や格差や搾取が基本ベースに

 

  なってしまっている。  しかしこれは3次元の物質空間では必要なことなのかもしれない。

  

  例えお金などな無い世界だったとしても、それに変わる価値観の奪い合いはこの限り

 

  ある物質世界では必然として続いていくのではなかろうか。