「夏が来れば思い出す」~夏の日の2001~ | ほんだな

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本棚から本を引っ張り出して読むように、新たな驚き・発見・喜怒哀楽を得ることができるそんなブログでありたいです。

「夏が来れば思い出す…」

 

2001年が1番人生の中で、深く思い出す1年です。17歳。3歳年上の彼女と恋愛中、それは、別の機会に、文章にまとめたいと。

 

8月に、大検(大学入学資格検定、現在・高卒認定試験)を受検したことです。ちなみに、資格試験という括りなので、「受験」でなく「受検」と言うのが正しい表記です。

 

最近は、真矢ミキさんが高卒認定試験に挑戦することとの事。元・モー娘。かつ、元・テレ東アナだった紺野あさ美さんも、このシステムで大学に入学されました。

 

僕が、受検した2001年度から、年1回から年2回開催、大幅に受検科目が減少・試験時間短縮した事、4日間の期間が2日間になった事。それに便乗して、当時、大人気番組だったTOKIOがMCの「ガチンコ!」にて、「大検ハイスクール」と言う企画が組まれたほどの社会的関心事でもありました。


なお、2年次・3年次以降の中退者は、高校で取得した単位の一部が免除科目となる扱いがあります。幸い、高校は、かなりの進学校でしたので該当する対象科目が多く、実際の受検科目は、国語・日本史・世界史・家庭科の4科目となり(家庭科って何すんのかと思いますが、現在は廃止)かつ、偶然にも、初日に全科目集中し、初日で終了する、超短期決戦となりました。

 

親の脛をかじり、大手大検予備校に通っていたお陰で、試験後の予備校独自の合否判定も、4科目とも「優」の判定。そして、9月に無事、全科目合格の証書を頂きました。これで、通常、高校に通う学生から半年前に、高卒資格を得る訳に(ただし、この合格証書は翌年4月1日以降、発効するとスタンプが押されています)。

 

その為、「高校、中退したんですけどね」といつも会う人には前置きして、ネガティヴなことは言うな、といつもお叱りをますが、こういう高等教育のシステム制度が日本にはありますので、常に、厳密に、この表現を使うことをお察し下さい。もちろん、皆さんが、高等学校を3年間で卒業するのは、当たり前かも知れませんが、賛辞を送るべき偉業です。

 

話は戻り、合格判定を頂き、その結果待ちの、お盆真っ只中かな。偶然にも、中学3年の学年主任、かつ、英語で大変御世話になった恩師に、地元の駅でお会いし、


「まあ、大検受けて、そちらは、大丈夫そうです」

 

と、近々報告したら、

 

「大病をして大変だったのは、前々から聞いてたよ。とにかく、元気そうで何よりだ。前向きに生活していて、心から安心したよ。ホッとしたよ」


と、安堵の表情で声を掛けて下さり、暖かい眼差しで、真夏なんですが、厚く手を握ってくださった励まし。涙が流れそうになりました。今でも、この先生に出会えてよかったと感じています。

 

ホント、大検を通して、人生は、敗者復活システムは生活において必ずあり、その廻り道で成長した自分に気が付きました。と、同時に、人は諦めない姿勢が大切なのだと。毎年、夏が来るたびに思い出します。