分類 たとえことば表現辞典/東京堂出版

ことばの形と意味とのつながりをたどり、その関係がすとんと腑に落ちるとき、日本語の秘めたる奥深さ、豊かさを堪能できます。
「足下に火がつく」
「親の脛をかじる」
「金の生る木」
「首をすげ替える」
「軍配が上がる」
「敷居が高い」
「尻尾を振る」
「尻馬に乗る」
「そっぽを向く」
「狸寝入り」
「とどのつまり」
「どんぐりの背比べ」
「猫糞(ねこばば)」
「覆面」
「臍曲がり」
「幕引き」
「見切り発車」
「矢面に立つ」
「雪解け」
「脇が甘い」
…のように、あるものを他の何かに見立てる比喩的な発想の感じられる語句を中心とし、
「左利き」が酒飲みを意味し、
恋愛感情が消えかかると「秋風が立つ」、
返事が来ないと「梨のつぶて」というような、その周辺まで含めて、広く「たとえことば」として採集してあります。
そして、日本の風土になじみ日本人の才気が生み落とした、その「たとえことば」の世界を一望できるよう、本書では五十音順の排列ではなく、イメージの系統に沿って排列してあります。
日本人が思い描いた比喩的発想の広がりを探るべく、全体像をパノラマとして展望しようという試みで、より一層面白く読めるよう工夫されています。
自分の伝えたいことを何かにたとえることで、あなたの日本語表現の幅がグッと広がります。
日本語の海にどっぷり浸かれる贅沢な一冊。
棒ほど願って針ほど叶う。