悩む力 (集英社新書 444C)
以前、著者の講演を聴いたことがある。
著者に対する印象としては・・・
「格好良くボソボソとしゃべる人?だなあ~」

「ちょっとナルシストっぽい人だなあ~」

「真っ向からの正論をいう人だなあ~」

・・・といったもの。
本書は各種メディアでは好評で、
書店でも売れているようだが、
私の正直な感想としては、
「すこしがっかり」
でした。また、著者に対して、
「真っ向からの正論をいう人」のはずなのに、
「ついに思考停止状態に陥ってしまったのでは・・・?」

などと思ってしまった。
社会の現状についての著者の認識には同意するが、
では、それらの問題をどう解決するのか、
これをクソ真面目に考えるのが、
著者などの社会科学者の役割ではないのだろうか。

「ハーレーダビッドソンに横着に乗って旅行をする?
」のは、それはそれはたいへん結構なことだが、
著者が述べている社会の現状が真実だとすれば、
社会科学者としての仕事を放棄することなく、
最後まで真面目に正論を言い続けていただきたい。

などと、実に勝手なことを書きまして、
たいへん失礼いたしました。

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